こんにちは!
つらたんです!
さぁーてさてさて!
このブログを読んでくださっている方なら、タイトルからピーン!と来たかもしれませんが、
10月28日に行って参りましたよー!( ´ω` )ノ
目黒不動尊 瀧泉寺「酉年本尊ご開扉」!!
いやはや、ちょうど台風が来ていて天候が心配でしたが、4つの理由から
「28日に行くしかねえ!!」
となりましてw
その4つの理由とは、こんな感じ。
- 御開扉期間は、2017年10月22日~29日まで
(※11月5日まで特別延長となりました) - 毎月28日は不動明王の縁日
- 28日は土曜日で休日
- 28日なら台風の影響が少なそう
こんなんもう28日に行くしかないじゃないですかwww
という訳で、今回は目黒不動尊の御開扉についてレポートします!
ちなみに、目黒不動尊については過去記事にも詳しく書いているので、御開扉以外の内容についてはそちらをご覧くださいね(^ω^)
関連記事:ぶらり寺社巡り!目黒【目黒不動尊 龍泉寺】行ってみた!
目次
1. 目黒不動尊 御開扉(ごかいひ)とは?
さて、先ず
御開扉ってなんぞ?(´・ω・`)
という方もいらっしゃると思うので、簡単に説明しますと…
寺院で仏像を安置している仏堂や厨子の扉を開いて拝観できるようにすることです。
普段は秘仏として公開されていない御本尊などの仏像を公開することですね。
一般的には「御開帳」と言われていることが多いですが、目黒不動尊では御開帳と言わず御開扉(ごかいひ)と言うそうです。
今回目黒不動尊で御開扉されるのは、瀧泉寺の御本尊。
瀧泉寺を創建した「慈覚大師・円仁」が自ら彫り上げたという不動明王像です。
御開帳・御開扉される周期はそのお寺によってさまざまなんですが、瀧泉寺の御開扉はなんと…
12年に1度だけ!!( ºωº ; )
不動明王の守護本尊が酉年なので、干支の周期で酉の年にだけ御開扉され、一般の参拝者もご本尊を目にすることが出来るというわけですね。
御開扉(ごかいひ)という音韻から、十二年に一度の御開扉にお不動さまにお参りしご縁を結べば、次の酉年までの十二年間の災厄を「回避」するといわれます。 |
だそうなので、
こっ…これは行かねばですよね!w
【御開扉期間】
期間:平成29年10月22日(日)~10月29日(日)
時間:午前9時~17時(最終日は15時護摩まで)
しかし朗報が!
台風が来ていたこともあり、11月5日(日)15時護摩まで御開扉期間が特別延長されたそうです!
12年に1度なので、この機会に是非!
お寺に電話で確認したので間違いないとは思いますが、一応行かれる方は確認してくださいね!
2. 目黒不動尊に到着!
という訳で到着しました!「目黒不動尊 瀧泉寺」!!
やはり縁日ということだけあって、境内はとっても賑やか!
さらに今は御開扉期間中ですからねw
台風も近づいてるし天候も雨でしたが、人がたくさん来ていました。
早速、本堂へ向かって歩いて行くと…
あれ?(´°д°`)
なんか違和感が…
3. 山王鳥居
なぜ違和感があったのか!?
それは、以前にはなかった「鳥居」が建てられてたんです!
9月に江戸五色不動巡りで目黒不動尊に来た時に工事してたんで、
石段の補修でもしてんのかな?( 'ω' )
くらいにしか思ってなかったんですが、これ造ってたのかwww
関連記事:東京を結界で護る不動明王【江戸五色不動】巡ってみた!ぶらり寺社巡り
こちらの鳥居は、昔あった鳥居を御開扉に合わせて再興したもので、この鳥居の形は天台宗の神仏習合のシンボルだそうです。
いやあ、目黒不動尊はガチ仏教!って感じのお寺なので、鳥居にすっごく違和感www
浮きまくってない?www
いや、真っ白で新しい感じがするから浮いてる感じするのかも?w
4. 結縁柱と五色の御綱
鳥居のすぐ先(本堂の正面)には「結縁柱と五色の御綱」がありました。
絵馬に付いている五色のひもは御本尊「目黒不動明王」と繋がっていて、絵馬を合掌の間にはさみ御縁を結ぶそうです。
こちらが合掌した手に挟む絵馬です。
【表面】
【裏面】
で、五色のひもを辿っていくと…
確かに本堂の奥へと繋がっていました!!
因みに本堂内での撮影は不可なので、本堂正面の外(本堂には入っていない)から撮らせて頂きました。
これならセーフだよね!
たぶん…?(´・ω・`)
5. 秘仏を見に本堂へ!
さて、いよいよ秘仏を拝みに本堂、そして御本尊が御開扉されている祭壇へ向かいます。
自分が行ったときは30人位並んでいました。
とは言っても、本尊の前でする事はお賽銭と合掌だけなので、並んだ時間は10分も待たない位でした。
そして、いよいよ自分の番!
ワクワクしながら本尊を見ると…
み…
見えねえ…(´-ω-`; )
いや、そこに不動明王像があるのは分かるんですけど、像自体はこげ茶色だし、そんなに大きくないし、周りは暗いし、結構奥にあるしでせっかくのお顔や細かい特徴が見えない…
個人的な感想としては、12年に1度なんだし、遠方からも参拝に来ている人もいると思うので、もうちょっと明るくするとか配慮が欲しいなーって感じでした(^ω^;)
12年周期だと、次の御開扉は見れない方もいらっしゃるだろうしね。
残念だけど、仕方ないですね(^ω^;)
因みに、不動明王の周囲が暗いのにはちゃんと訳があって、これは別の不動尊(栃木にある大安寺)の住職さんから聞いた話なんですけど、
不動明王像周り(奥)が暗く、手前側が明るいのは、暗いところから現世(明るい世界)に不動明王がやってきた様子を表してるんだそうです。
で、座っている不動明王は
「こちらの世界にやって来たばかりの不動明王」を、
立っている不動明王は
「これからまさに救わんとしている不動明王」を表していると教えてもらいました。
なるほど確かに!
不動尊のご本尊がある周囲って暗いところが多いんですよねw
目黒不動尊の不動明王像は立像なので、後者なんですねー(^ω^)
こちらの不動明王像は撮影が禁止されているので、イラストにしてみました。
良く見えなかったし、合っているか微妙ですが雰囲気だけでもw
縄を持っている手が下に降りているのと、頭が螺髪(らほつ)っぽかったのが印象的でした!
5. 大日如来像
さて、僕が目黒不動尊を参拝する時に、必ずお参りするのが本堂裏手にあるこちらのでっかい大日如来像!
僕は守護神は不動明王ですけど、干支の守護本尊は申年で大日如来ですので、そりゃ参拝しないとねw
大日如来は2種類あって、手で結んでいる印相が違うんですよね。
上の画像の大きな大日如来像は、胎蔵界の大日如来で法界定印(ほっかいじょういん/足の上か下腹部に触れるように手を置き、右の手のひらの上に左の手のひらを重ね、両手の親指の先を合わせる)を結んでます。
また、縁日に参拝すると、大きな大日如来像と向かい合わせに金剛界の大日如来像も特別開帳されるのですが、こちらは金剛界の大日如来。
金剛界大日如来は智拳印(ちけんいん/胸の前で、左手をこぶしに握って人さし指だけ立て、それを右手で握る印)を結んでいます。
6. 酉年本尊御開扉に頂いた御朱印
こちらが、御開扉当日に頂いた目黒不動尊の御朱印となります。
こちらの御朱印は何度も頂いていますし、特に今までと何も変わんないんですけど、12年に1度の御開帳&縁日ということもあり、ありがたーく頂いてきました。
7. 目黒不動尊 酉年御開扉記念の御朱印帳
御朱印を頂きに寺務所に行ったところ、御朱印帳のデザインが一新されてました!
良い感じですねー!(^ω^)
特に右の黒いのが好きですw
確か以前はめっちゃシンプルで無地の御朱印帳だった気がする。
目黒不動尊 酉年御開扉記念に作られた「不動明王装画御朱印帳」らしいのですが、寺務所の方に聞いたら、今後も販売されるかは分からないと仰っていました。
ちょっとうろ覚えなんですが、
- 白・青→1,500円 (御朱印代込み:1,800円)
- 黒→1,700円 (御朱印代込み:2,000円)
だった気がします。
漫画家 永久保貴一先生の書いた不動明王があしらわれた御朱印帳なんですね!
確かに境内のポスターに、この不動明王画がたくさん目につきました。
8. 永久保貴一原画展 in 滝見茶屋
一通り参拝が終わり、帰り際に上記不動明王を書かれた漫画家 永久保貴一先生の原画展にも立ち寄りました。
山門の隣(仁王門前)にある「滝見茶屋」にて開催されていて、原画展や不動明王や先生の作品にまつわるグッズ販売がされていました。
僕は永久保先生の作品を読んだことがないんですけど「霊験修法曼荼羅」や「カルラ舞う!」など心霊系?神仏系?スピリチュアル系?の作品を書かれているみたいですね。
目黒不動尊とは、どのようなご縁があるんでしょうね?(^ω^)
建物内には先生が奉納した不動尊画の絵馬や色紙、ストラップなど多数グッズが販売されていました。
売られていたグッズがこちら!
それから、原画展は撮影OKだったので、何枚かパパラッチしてきましたよーw
いやあ、正面から撮るとどうしても照明が写り込んじゃうんで、見にくくてすみません(^ω^;)
因みに原画展、来ていたのがほぼ女性の方ばっかりだったので、個人的に居場所がなかったぜw
以上、目黒不動尊 瀧泉寺の「酉年御本尊御開扉」についてご紹介しました!
目黒不動尊は参拝し尽くした感がありましたが、新しい鳥居が出来ていたり、通常の参拝では見られない結縁柱と五色綱があったりと、ちょっと新鮮でした。
天気がちょっと残念だったので、晴れていればもっと人で賑わったかも知れないですね。
さて、今回の御開扉ですが、
12年に1度ですし、次回ご開扉は12年後の2029年!
台風のおかげ(?)で11月5日まで特別延長されていますので、行かれていない方は是非足を運んでみてくださいね。
ではまたー!
目黒不動尊・瀧泉寺
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