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御朱印集めて記念品ゲット!長野【諏訪大社 上社 前宮・本宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り~信州長野編~

更新日:

こんにちは!
つらたんです!

今回は前回の続き、諏訪大社レポ 後編です!

前回は四社ある諏訪大社のうち「下社 秋宮・春宮」をご紹介したので、今回は残りの二宮「諏訪大社上社 前宮・本宮」をご紹介していきたいと思います!
関連記事:御朱印集めて記念品ゲット!長野【諏訪大社 下社 秋宮・春宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り~信州長野編~

いやあー、前宮・本宮どちらもすごく気持ちの良い神社でしたよー(^ω^)

でも、個人的に諏訪四社の中で一番好きな感じだったのは「前宮」かなあ。

空気の気持ち良さも去ることながら、拝殿では人払いをしてもらえたような印象も受けたので、個人的に

前宮 イズ ベストオオオ!( ゚д゚)ノ

みたいになりました。←単純w

そして、前宮は終始穏やかな気持ちで参拝できる雰囲気に満ちていました。

逆に本宮の印象はなんていうか、厳粛な感じ。

感じ方としては、

前宮→カジュアル
本宮→フォーマル

って言えば分かり易いかな?w

同じ諏訪大社なのに、場所によってこんなに空気違うのか~と思うほど!

因みに、下社の二宮も気持ちいいけど、春宮と秋宮はそんなに変わらない感じでした(´・ω・`)

感じ方は人それぞれなので、これはあくまで僕個人の印象ですが…(^ω^;)

さて、それでは詳しく書いていきたいと思います!

※今回の記事には、虫の画像が含まれています。苦手な方は目次から「7. バッタソフト食べてみた!」の部分を飛ばすなどしてご注意を!




1. 諏訪大社 上社の御祭神

諏訪大社 上社の御祭神ですが、前宮・本宮には以下の神様が祀られています。

上社前宮八坂刀売神 (ヤサカトメノカミ)
上社本宮健御名方神 (タケミナカタノカミ)

下社 秋宮・春宮にも同じ神さまが祀られているのですが、春宮・秋宮との違いは御祭神が1柱だけということですね。

本宮には「健御名方神」、前宮には健御名方神の奥さんである「八坂刀売神」が御祭神として祀られています。

2. 諏訪大社 上社へのアクセス

さて、諏訪大社へのアクセスですが、上社の最寄り駅は「茅野駅」となります。

なので、下社からのルートはこーんな感じ。

下諏訪駅で下車して、下社を参拝

上諏訪駅を通過

茅野駅で下車して、上社を参拝

上社の最寄り駅が紛らわしいんで、名前トラップに引っかかって「上諏訪駅」で降りないでくださいねw

上社の最寄り駅は「茅野駅」なので注意です。

一度降りてしまうと、次の電車が1時間後とかなので、スケジュールめっちゃ狂います!w

3. 諏訪大社の本宮はゼロ磁場!

実は戸隠神社同様、諏訪大社の本宮もゼロ磁場の場所らしいんですよね。

「ゼロ磁場」とは、地球上で稀に存在するN極とS極がせめぎ合って打ち消し合う場所のこと。

日本列島は、九州から関東にかけて「中央構造線」という断層(プレートの継ぎ目)が横に走っていて、断層地はエネルギーが高い場所なんだそう。

諏訪大社の上社本宮はその断層の上に位置しているそうです。

日本の有名な神社仏閣はその線に沿って鎮座していることが多く、例えば、

  • 伊勢神宮(三重県)
  • 高野山(和歌山県)
  • 豊川稲荷(愛知県)
  • 日光東照宮(栃木県)
  • 鹿島神宮(茨城県)

という、日本を代表する神社仏閣が名を連ねています。

偶然とは思えないね…( ºωº ; )

てか、なんで化学が発達していない遥か遠い昔に、エネルギーの強い場所がピンポイントで分かったんだろう?

不思議すな~(゚Д゚; )

4. 下諏訪駅から、上社へGO!

さて、下諏訪駅から上社に向かう訳ですが、僕には今回1つミッションが課せられていまして、上社に向かう前に一度「上諏訪駅」で降りなきゃなんなかったんですよね。

本当は上社参拝後に上諏訪駅に立ち寄ってミッションをこなそうと思っていたんですが、迷子になったせいで時間がずれずれに…

11時半に下諏訪駅に着いたんですが、茅野駅を通る電車は12時38分!

いっ…1時間後やん…(´°д°`)

という非常な現実が…

さすがに1時間待つのは時間がもったいないので、12時02分発 上諏訪駅止まりの電車(茅野駅には行かない)があったので、先にミッションを遂行することにしました。

果たして、そのミッションとは!?(`・ω・´)+

5. ミッション:虫を食べる

ウフフ…

そうです。虫です。

長野の食文化には、昆虫食ってのがあるんですよね。

長野は内陸部で海ないし、米も育ちにくい土地柄ということで、蕎麦が発展したわけですが、タンパク源としての昆虫食も風習としてあるとのこと。

主に、イナゴやハチノコ、蚕のサナギ、あとザザムシ(水生昆虫の幼虫でヤゴみたいな感じ)とかそんなん。

気になる方はGoogle先生に聞いてみると、いぱーい写真が出てきますw

駅のおみやげ屋さんにも、瓶詰めで売ってるレベルw

てか、ハチノコとザザムシ高っか!!

めっちゃ高級食材なんすねwww

因みに僕、虫大っ嫌いですw

蚊とか小さいヤツはなんともないんですけど、中身が詰まっているような虫どもが特にムリ!

詳しくは割愛しますが、子供の頃、カブトムシのトラウマがありまして、それから昆虫系は苦手なんです。

もし飛んでこようものなら、

ひあああああああwwwwwww

っていう声が出る程度には嫌いですw

なので、最初に長野行きを決めた時には「虫を食う」とか全く考えてもいなかったんですけど、長野にお住いの読者さんがコメントで、

「勇気があれば、諏訪湖のバッタソフト挑戦してみてくださいね☆」

と、挑戦状を叩きつけられたので、

あっ…これは食わねば…とw

実は子供の頃に親に騙されて、イナゴの佃煮を食べたことあるんですけど、それ以来一度も口にしていないんですよね。

恐らく、長野に来たこのチャンスを逃すと一生食べることはないだろうと思い、

経験は宝!経験は宝!( ; ゚∀゚)o彡゚

と自己暗示をかけて、この度挑戦することに致しましたw

因みにこのミッション、めっちゃ時間がカツカツだったんで、バタバタでして…w

上諏訪駅に着いてから、茅野駅行きの電車が出発する約30分の間に目的(虫を食う)を達成する必要があったんですけど、上諏訪駅から問題のソフトクリーム売り場までは片道で徒歩9分、往復で18分。

つまり、往復時間を除いた10分弱という短い時間の中で、迷わずにソフトクリーム売り場まで行き、バッタソフトを購入。

虫を食しながら、また上諏訪駅まで戻らなければならないという余裕のなさ!

なぜ虫を食うためにそこまでwwwww

とか、野暮なことを言うのはナシですぜ?

自分でもいまだに理解できずにいるのでw

6. 上諏訪駅から諏訪湖へ

という訳で、上諏訪駅に到着!

この駅でびっくりしたのが、なんとホームに足湯が!!

駅のホームで足湯を見たの初めてっすわwww

冬の寒い日とかさ、仕事帰りに足湯に浸かって帰るとか良いですよね!

でも、今回は時間がないので足湯はスルーして諏訪湖を目指します!

ぶっちゃけ僕、「諏訪大社 = 諏訪湖」みたいなイメージを持ってたんで、

諏訪大社から諏訪湖が見れるんだろうなー♪(0゚・∀・) wktk

とか勝手に思ってたんですけど、神社からは全く諏訪湖が見れないことが分かりましてw

諏訪湖を見ようと思ったら、諏訪湖に行かなきゃ見れないことを学んだ次第ですw

さて、駅から約10分歩いて、諏訪湖に到着!

人生初諏訪湖!!

この時点で残り時間があと20分なので、速攻でバッタソフトを売っているという「遊覧船乗り場 売店」へ向かいます。

売店に到着してすぐ目についたのが…

(^ω^)・・・。

ああー、ここで間違いないわー(ガッカリ

わざわざ途中下車してまでやって来ておきながら、こんなにワクワクしないのはなんで?w

売店のおっちゃんに400円を支払い、待つこと1分…

7. バッタソフト食べてみた!

うわあああああああああああああああああっ!

無作為にバッタがぶっ刺さってるううううううううううう!

↓ 作品名:「僕と諏訪湖とバッタソフト」

これがね、面白いんですけど、いざ食べようと決心して口に運ぼうとするでしょ?

すると、本能的に食べるのを避けようとするみたいで、自分の意志とは関係なく食べる手前でぴたっと顔が止まるんですよw

人生初の経験www

それを3回ほど繰り返した後、やっとのことで口に運ぶことが出来ましたw

気になるお味はですねー…

普通に佃煮!

特に虫臭さや青臭さもなく、糖蜜で外がカリカリになった感じ?

でも、

ああああああ、今虫の頭食ってるうううううう!

今、ワイの胃の中に虫がああああああああ!

みたいなのはありましたけどw

因みに、ソフトクリームに佃煮が合うかというと、ぶっちゃけイマイチかなあw

ソフトクリームと佃煮の間にハーモニーなどと言うものはなく、ソフトの味と佃煮の味それぞれって感じでしたw

皆さんも諏訪にお立ち寄りの際は「バッタソフト」を是非!(・ω<)☆

8. 茅野駅から上社 本宮へ

さて、虫ノルマも無事達成したので、バッタソフトを食いながら急いで上諏訪駅に戻り、上社の最寄り駅である「茅野駅」へ向かいます。

無事電車に乗ることが出来、数分後、JR茅野駅に到着!

ここからまずは「前宮」へと向かうわけですが、春宮・秋宮と違い、前宮・本宮は駅からちょっと離れていて、前宮までは徒歩30分位かかります。(本宮はもっとかかる)

なので、駅からタクシーを利用する方も多いそうなのですが、もちろん僕は徒歩ですw

のどかな道を、前宮目指して歩いていきます。

てか、この日は雲の形がなんか変わってて、至る所に線状の雲があったんですけど、これ飛行機雲かな?

近くに飛行場でもあるんですかね?

あと、歩いている途中に、めっちゃ紅葉がきれいな場所がありました!

やwwばwwくwwねww!?

住宅地前の土手にフツーにあったモミジの木なんですけど、なにげに長野旅で一番キレイな紅葉スポットでした!w

いやあ、住宅地で写真をバッシャバッシャ撮ってる30代男…

さぞかし怪しかっただろうなあwww

通報されなくてよかったぜw

そして、駅から歩き続けること約30分後…

鳥居キターーーーーーー!!

9. 諏訪大社 上社 前宮 (まえみや)

諏訪大社三社目!「諏訪大社 上社 前宮」に到着しました!

他の三社はここから神社!みたいな感じでしたけど、前宮は普通に民家や道路に馴染んでいる感じでした。

なお、前宮の時は太陽がめっちゃ眩しくて、写真が光で見えにくかったりするので、予めご了承くださいw

でも、写真だけで充分、前宮の「いい雰囲気」が伝わるんじゃないかなと思います。

実は前宮こそ「元祖諏訪神社」!

「前宮」って聞くと、本宮の補佐的な印象を受けるかも知れませんが、実は「前宮」こそ、昔諏訪大社があった場所なんです。

前宮の本殿は、諏訪の神様が最初に居を構えた地で、諏訪信仰発祥の地なんだとか!

なので、前宮こそ本家本元なんですね!(^ω^)

今では本宮がありますが「前宮」という名前の由来も「本宮より前にあった宮」との意味なんだそうですよ!

鳥居をくぐって階段を登っていくと…

二つ目の鳥居が見えてきます。

きっと読んでくださっている方にも写真から伝わると思うんですけど、

もうね、めっちゃ気持ちいいです!ここ!

風と木々と光に溢れてて、個人的にめっちゃオススメ!

しかも、前宮は他三宮と比べて参拝者が少ないし、しっかり整備された本宮・春宮・秋宮とは違い、全く観光地化されていない昔からの信仰が今も息づくような神社でした。

早速手水を済ませて、境内へと向かいます。

まず境内に入って左にドーン!と目に飛び込んでくるのが、こちらの「十間廊/じっけんろう」

十間廊

中世まで諏訪地域の政治や祭礼はここで行われ、現在でも祭祀は本宮ではなくここで行われているそうで、昔は「神原廊/ごうばらろう」と呼ばれていたんだそうです。

なんか諏訪大社の建物って雨ざらしになっているところが多いんだけど、重要文化財に指定されている建物も多いのに大丈夫なんだろうか?w

内御玉殿

十間廊の反対側、山道の右側にあるのが、こちらの「内御玉殿/うちみたまでん」です!

こちらは諏訪明神の祖霊がやどるといわれる「御神宝」が安置されていた御殿で、 現在の社殿は昭和7年に改築されたものとのこと。

改築前の社殿は天正十三年(1585年)に建てられた上社最古の建物だったそうです。

続いて、本殿へと繋がる階段を上がって行くと見えてくるのが…

御室社

こちらは「御室社/みむろしゃ」と言い、大きな木の根元に、小さなお社が祀らていました。

この場所は中世まで半地下式の土室が造られ、神官の方々が蛇形のミシヤグジ神とともに「穴巣始」という冬ごもりをした遺跡地なんだとか。

なんでも旧暦12月22日に土室に籠って、翌年3月中旬寅日まで中で神秘的な祭祀が続行されたとのこと。

し…神秘的?

なんか怪しいw

詳しい神事のことは説明がなかったので分かりませんが、まさか生贄とかじゃないよね!?((((;゚д゚))))

諏訪信仰の中では特殊神事として重要視されていたそうですが、中世以降は廃絶してしまったんだそうです。

そりゃかなり体力的にきつそうな風習だし、廃絶する気持ちも分からなくもないけどw

 

さて、いよいよ拝殿を目指すわけなのですが、前宮はちょっと配置が変わってまして、一旦境内を出て拝殿に向かうような感じでした。

鳥居をくぐってから境内を通り抜けると一旦一般道になり、その道の先に前宮の拝殿があります。

しかも、整備されているとは言え、坂道だしw

鳥居をくぐって神社の拝殿に向かっているのに、周りには普通に民家があるのでなんか不思議な感じw

100mほど歩いて行くと、見えてきました!

前宮 拝殿

ついに諏訪大社三社目!「上社 前宮」に到着!

見た感じ、ここが一番質素というか、春宮・秋宮のように装飾や彫刻、左右片拝殿もなく、地元の神社って感じです。

因みに現在の拝殿は、伊勢神宮の古材が使われ、昭和7年(1932年)に建てられたものとのこと。

前宮は他の三社とは本当に全く違う雰囲気があって、本当に空気が穏やか!

なんかうまく表現できないんですけど、長い間ずーっとここで静かに人々を見守ってきた感じと言うか、優しいというか、神様と人間との距離が近いというか、なんかそんな感覚でした。

僕が拝殿に着いたときは誰もいなくて、ゆっくり自分一人で話しかけたり、お参りしたり、写真撮ったり出来たんですけど、いざ帰ろうとしたら人がわらわらやってきましてw

うるさいおばさん軍団5~6人と、個別の参拝者が3~4人一気に来たんですよね。

最初は、

あー、タイミングがブッキングしなくて良かった~(´・ω・`)

とか思ってたんですけど、少し経ってから、

あれ?そう言えばあれって人払いして頂いたのかな?(´・ω・`)

と思いまして。

本当に帰ろうとしたタイミングで人が一気に増えたんで、ちょっとそんな気がしました。

御神水 水眼

前宮の拝殿手前には、「水眼/すいが」という清流が流れています。

前宮のご神域を流れる清流のことを「すいが」と呼び、古くからご神水として大切にされてきたそうです。

因みに、飲むことも出来るみたいですよ?

さすがに虫食った後に川の水を飲むとかワイルド過ぎるので、僕は飲みませんでしたがw

前宮の境内社

最後に前宮の境内社ですが、他の三社とは違い、前宮の境内社はこちらの「若御子社」だけでした。

境内の内御玉殿の下に建てられており、諏訪大社の御祭神である「建御名方神」の御子達を合祀していると言われているそうです。

 

さあ!前宮の参拝も終わり、次はいよいよラスト!

諏訪大社四社目!「上社 本宮」に向かいます!

前宮から本宮までは、徒歩で約20分くらいなので、引き続きのどかな道をテクテクと歩きます。

そして、テクテクすること20分後…

10. 諏訪大社 上社 本宮 (ほんみや)

ついに最後、諏訪大社四社目!「諏訪大社 上社 本宮」に到着!

やっと着いたああああああああああああ!ヾ(゚∀゚)/

春宮では迷子になったりしてたので、あたりが暗くなる前に無事着けるかという心配もあったけど、なんとか迷うことなく到着出来ました!

鳥居をくぐって境内に入ってみると、とてもスッキリしていて清掃がしっかり行き届いている感じ!

他三社と比べると、敷地もかなり広~い印象でした。

境内に入ると、ここは本当に前宮と空気が違っていて、ヒヤッとした冷たさを感じる厳粛な空気が流れていました。

なんていうのかなぁ…(´・ω・`)

礼節をわきまえないと、というか失礼を働くと怒られそうな感じ?

境内でキャッキャウフフ出来る雰囲気ではないというか、神様が厳しい感じと言うか…

とにかく、前宮の穏やかな感じとは全く違う場所でした。

この時すでに14時を回っていたので、早速手水を済ませて、中央奥の拝殿に向かいます。

塀重門

拝殿の周りは塀でぐるりと囲まれているので、境内入口からは本宮の拝殿を見ることは出来ません。

なので、この塀重門から塀の中に入って参拝します。

塀重門をくぐった先はこんな感じになっていて、写真の一番奥(左手)にあるのが、拝殿を参拝するための拝所です。

なんか参拝者が少なく見えますが、この時はたまたまでして、ずーっと絶え間なく参拝者が来ていました。

さすが本宮…(^ω^;)

そしてこちらが、拝殿を参拝するための拝所です。

こちらで参拝をする形になっていて、他の三社のように拝殿の近くには行けないようになっていました。

本宮 幣拝殿・左右片拝殿 (重要文化財)

そしてそして!こちらが本宮の拝殿になります!(拝所から撮影)

かなり装飾が立派ですねー!

建物的には春宮・秋宮の拝殿のほうが大きい印象を受けましたが、装飾は本宮のほうがずっと豪華です!

現在の拝殿は天保6年(1835年)に地元の工匠:立川流によって建てられ、造りは春宮・秋宮と同じ「幣拝殿、左右片拝殿」からなる「諏訪造り」と呼ばれる配置だそうで、いずれも重要文化財に指定されているとのこと。

僕は持ってきた小さな清酒をお供えして、今回お導き頂いた御礼を申し上げてきました。

因みに拝所と拝殿の距離はこんな感じで結構離れてます。

拝殿を参拝した後は、周りの建物も見て回ります。

本宮はとにかく見どころがたくさんあった(というか多すぎた)ので、一気に紹介していきますねw

宝物殿

こちらは、塀重門を入ってすぐ目の前にある「宝物殿」です。

ここには室町・戦国時代、明治時代などの、国・県の重要文化財が収蔵されていて、拝観することが出来ます。

拝観時間午前10時~午後4時
拝観料大人 300円
小人 100円
休館日不定休/ほぼ無休

また、宝物殿の左側には昭和20年頃まで本宮で使用されていた旧賽銭箱が置かれていました。

勅願殿

こちらは「勅願殿/ちょくがんでん」という祈祷所で、拝所のすぐ右側にありました。

元禄3年(1690年)に建立され、神霊の宿る守屋山に向かって祈願するための建物だそうです。

残念なのが、古い建物なのに階段が鉄製で現代的っていうねw

祈祷殿

こちらは塀重門の下(鳥居を入って左側)にある「交通安全祈祷殿」で、車のお祓いなどをこのお社の前で行うそうです。

 

さて、今度は境内を左に行ってみます。

先ず、すぐ手前にあるのがこちら!

明神湯

鳥居から境内に入って左側にあるのがこちらの「明神湯」です。

これは狛犬なのかなあ、シーサーっぽく見えるけど。

こちらは、諏訪明神ゆかりとされている温泉の源泉の内のひとつだそうで、手水舎になっていました。

うーん、ただですね…

ちょっとよく覚えていないんですけど、なんか湯じゃなかったような気がするんだよなあ、ここ。

写真にも湯気写ってないし。

秋宮の御神湯はなにげに熱かったのでガッツリ覚えてるんですけど、ここはあまり温かかったという記憶がないので、もしかするとぬるかったのかもしんないw

雷電 為右衛門の像

明神湯の隣には、お相撲さんの像がありました。

なんで諏訪大社に力士像があるんだろう?( 'ω' )

と疑問に思い調べてみると、どうやらこの方、江戸時代に活躍した信濃国小県郡大石村(現・長野県東御市)出身の大相撲力士だそうで、大相撲史上未曾有の最強力士とされているんだとか。

なるほど、地元のスーパースターみたいな感じか!

なんと、現役生活21年(36場所)の内、通算の負けた回数(通算黒星)が10とのこと!

それはすげえwww

納得したwww

最初「雷電」という名前から、ピカチュウ?とか思ってすんませんでしたwww

因みに、原寸大の手形があったんですけど、これがまたでかいのなんの!!

自分の手をあててみたところ…

は?(´・ω・`)

なんだこれwwww

人間の手ってこんなでかくなんの!?www

僕ね、身長が180cmで足のサイズが28cmなんですけど、なぜかうちの家系は手が小さいんですよ。

親父もお袋も妹も小さいw

これまで自分より手が小さい人には、大人の男だと1人(前の職場の上司)位しかあったことがないレベルw

とは言え、そんなたくさん手のサイズ確認し合うことがないので、他にもいるかもですが、とにかく僕は手が小さいんすよ。

なので、あまり画像が参考になるか分かんないんですけど、ぶっちゃけ化物サイズでしたw

因みに、境内には土俵もありました。

神楽殿 (重要文化財)

こちらは文政10年(1827年)に造営された「神楽殿」で、重要文化財に指定されています。

神楽殿には巨大な大太鼓が置かれていて、左側に古い大太鼓、右側に新しい大太鼓が置かれていました。

新しい大太鼓には「奉献」と書かれていたので、奉納されたものみたいですね。

天流水舎 (重要文化財)

参道を挟んで神楽殿の反対側にあるのが、こちらの「天流水舎/てんりゅうすいしゃ」で、こちらも重要文化財に指定されています。

本宮には「諏訪大社 上社本宮 七不思議」というのがあるらしく、その内のひとつがこの天流水舎にまつわる話になっています。

どんな話かというと、

宝殿の天滴

どんなに晴天が続いても、上社宝殿の屋根の穴からは1日3粒の水滴が落ち、日照りの際にこの水滴を青竹に入れて雨乞いすると必ず雨が降った。

というもの。

ホンマかいなwww(疑い)

神馬舎 (重要文化財)/駒形屋

神楽殿を先に進むと、境内の端にあるのがこちらの「神馬舎/しんめしゃ」です。

軒下には巨大な絵馬が掲げられています。

ここには、銅製の神馬像と木製の神馬像が安置されているそうです。

贄掛の大欅

神馬舎の近くには大きな欅の木がありました。

境内最古の樹木の1つで、推定樹齢は1000年だそうです。

この木の名前の由来なんですが、遠い昔に贄(狩りの獲物)を木の枝に掛けて祈願したことから「贄掛けの欅」と呼ばれているそうです。

表参道側の鳥居

実は本宮には、表参道と北参道があって、僕が入ってきた白い鳥居は北参道の鳥居になっていて、こちらは表参道(駐車場側)の鳥居になります。

御柱はこの鳥居を抜けて運ばれるそうなので、恐らく表参道の鳥居が昔からの正式な入口っぽいですね。

入口御門・布橋門 (重要文化財)

表参道側の鳥居から入ると正面にこちらの門があり、この門から続いている長ーい廊下を通って、塀重門辺り(本宮の拝殿近く)までまっすぐ行くことが出来ます。

こちらの門は文政12年(1829年)に造営され、重要文化財に指定されています。

布橋 (重要文化財)

そして、入口御門から続く橋がこちらの「布橋」!こちらも重要文化財に指定されています。

この橋は67mあるそうで、昔は大祝(おおほうり)という諏訪大社の一番偉い神職の方のみが渡れたそうで、渡る際には布が敷かれたんだそうです。

あー、なるほど。

だから「布橋」って名前なんですねw

まあ、橋と言うよりどうみても長い廊下ですがw

この布橋の途中にも見どころがあります。

額堂 (絵馬堂/重要文化財 附指定)

こちらの額堂には、全国から奉納・寄進された絵馬や額が飾られていました。

てか、雨ざらしだけどいいのか?これw

御宝殿

布橋の途中に随分新しい宝殿があるなー、めっちゃ浮いてんなーと思ったら、どうやら6年に壱度の御柱祭で御柱を建てる際に、同じくらい大切なのが御宝殿を建て替えることなんだとか。

なので、こちらの宝殿は前回御柱祭が行われた2016年、つまり昨年造られたってことですねw

布橋を抜けると、出口はこんな感じでした。

本宮の境内社

高島神社

本宮の境内社は少なかったんですが、立派だったのが社務所の近くにあるこちらの「高島神社」

こちらの神社は、高島藩の藩主三代「諏訪頼忠公、頼水公、忠恒公」をお祀りしているそうで、頼忠公と頼水公は上社最高役職の大祝になられた方なんだそうです。

神社の名前は藩の名前に由来しているみたいですねー(=゚ω゚)

出早社

こちらは表参道入口(布橋の門の前)にある「出早社/いずはやしゃ」です。

御祭神は「出早雄命/いずはやのみこと」で、諏訪大社の御祭神:建御名方命の御子と言われています。

イボ石神と言われているそうで、小石を捧げてイボ全快を祈る風習があるんだとかw

イボ全快とかwwwww

なぜイボwwwww

大国主社

布橋の途中には、こちらの「大国主社/オオクニヌシシャ」がありました。

御祭神である「大国主命/オオクニヌシノミコト」は諏訪大社の御祭神:建御名方命の親にあたる神様なので、祀られていてもおかしくないですねw

大国主命と建御名方命については、諏訪大社下社の記事で書いているので、詳しく知りたい方はそちらを読んで頂ければと思います。
関連記事:御朱印集めて記念品ゲット!長野【諏訪大社 下社 秋宮・春宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り~信州長野編~

11. 諏訪大社 上社 前宮・本宮の御朱印

こちらが、諏訪大社 上社で頂いた御朱印となります!前宮が右、本宮が左です。

初穂料は、春宮・秋宮同様500円でした。

で、面白かったのは、四社の御朱印それぞれ参拝記念のしおりのようなものがもらえるという事。

これは御朱印の整理券になっていて、この整理券を挟んだまま御朱印帳を返してもらえます。

なんか後で気づいたんですけど、僕の整理券番号…

「2」と「4」と「7」ばっかじゃね?( ゚д゚)

ただの偶然…?(´・ω・`)

それともなにか隠された意味が…!?(゚д゚ ; )

12. 諏訪大社の御朱印帳

こちらが、諏訪大社オリジナルの御朱印帳です。

前日戸隠神社で調達したんで買わなかったんですけど、せっかく行ったんだし買えばよかったかなあ?(=゚ω゚)

でも、そんなに予備要らんしなw

初穂料は、大きい黒い御朱印帳が2,000円、小さい青と赤の御朱印帳が1,000円でした。

ちなみに黒い御朱印帳の最初の4ページには、ページの右下に縦書きで諏訪四社の名前が入れられていました。

13. 諏訪大社の御守り

こちらが諏訪大社の御守りです!御守りいっぱい持ってるので、今回も写真だけご紹介!

薙鎌守

こちらはちょっと珍しい「薙鎌守/なぎがままもり」という御守り。

こちらは、諏訪大神の神威を顕(あら)わす神器「薙鎌」の特別御守とのこと。

諏訪特産の霊石「黒曜石」と、父神 大国主神の「福俵」、母神 高志沼河比売神に縁のある「翡翠」を使い奉製された御守りだそうです。

初穂料なんと2,000円!!

たっけえwwww

御柱箸・御柱御守

更に御柱関連のものとして「御柱御守」と、御柱箸がありました。

御柱を削って作られたものらしいので、ご利益ありそうですよねw

初穂料は、御柱御守が500円、御柱箸が1膳200円/5膳セットで800円でした。

14. 諏訪大社 四社参り記念品

さて、諏訪四社を全て回り終え、本宮で御朱印を頂いた際に、四社参拝記念の品としてこちらを頂きました!

この記念品は、四社の御朱印を集めると頂けるそうです。

なにを頂いたかと言いますと…

四社参拝記念 特製しおり

1つ目は、上の画像に写っている木製のしおり「四社参拝記念 特製しおり」でした。

特になにも書いていなかったんですけど、御柱の木から作られたのかなあ?(^ω^)

そば落雁

そして2つ目がこちらの「そば落雁」

信州名物のそばに因んでのものだと思うんですが、そば粉で作られた落雁です。

落雁って仏様への供物ってイメージでしたけど、神社で頂いたのでなんか意外でしたw

味は落雁というより「麦こがし」に近い味で、美味しゅう頂きました!(^ω^)




以上、「諏訪大社 上社 前宮・本宮」をご紹介しました!

今回初めて行きましたけど、四社とも清々しくていい感じの神社でした。

前にも書いたように「諏訪大社」は幼いころから自分にとって馴染みのある場所だったので、やっと行く事が出来て良かった良かった!( ´ω` )

年末帰省した際には、お酒持って地元の諏訪神社を参拝して来ようと思います。

因みに本宮はゼロ磁場と聞いていたんですけど、戸隠神社同様…

頭痛は全くしませんでしたあwww

おっかしいなあー、結構長い時間いたのになーw

あ、そうそう!

諏訪大社の参拝方法ですが、コージさん曰く、

「四社全部参拝するように!」

だそうですw

なので、皆さんも諏訪大社に行く際は四社参拝したほうが良いみたいなので、是非四社参拝してみてくださいね!(^ω^)ノ

あ、因みに長野関連記事は、もうちょっとだけ続きます!

ではまたー!

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諏訪大社 上社 前宮

〒391-0013 長野県茅野市宮川2030
TEL:0266-72-1606



諏訪大社 上社 本宮

〒392-0015 長野県諏訪市中洲宮山1
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-ぶらり寺社巡り, 神社, 長野県
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