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鶴も行ったら亀も行かな!東京都新宿区【市谷亀岡八幡宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り

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こんにちは!
つらたんです。

なんかさあー、9月に入ってから急に涼しくなりましたよねー(´・ω・`)

もうちょっと残暑的な暑さが続くんだとばかり思ってたんですけど、

え?

もしかして夏終わった??( ゚д゚)

みたいなw

ああー、これから秋冬の服出すのめんどくせえなあ…(›´ω`‹ )

てか、こうも急に気温が変わると、僕の場合、扁桃腺腫らしたりするんで気が抜けないんですよねw

季節の変わり目はガチで扁桃腺に来るので、日々戦々恐々としておりますw

皆さんもこれからの時期、体調管理に気を付けてくださいね!

さてさて!

前々回の記事で、鎌倉「鶴岡八幡宮」の参拝レポを書いたんですけど、皆さん覚えてますか?(^ω^)
関連記事:源平池が蓮だらけ!神奈川県鎌倉市【鶴岡八幡宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り

実はですねー、東京都内に鶴ならぬ亀!

「亀岡八幡宮/かめがおかはちまんぐう」があるんですよ!w

鶴も行ったんなら、亀も行くべき!!(`・ω・´)+

と思い、この度参拝して参りました!

と言うのも、こちらの神社はなんと!

鶴岡八幡宮から勧請されて、亀岡八幡宮と命名された神社なんです!!

とはいえ実は僕、こちらの神社は初めてではなくて、以前に参拝したことがあるんですよね(゚∀゚)

ただ、その時は鶴とか亀とかではなくて、フッツーに参拝した感じでしたがw

てか、ここの神社、僕好きなんですよー♪

優しい感じというか、温かい雰囲気がするんですよね。

今回撮ってきた写真から伝わるといいんですが(^ω^)

それでは、詳しく書いていきますねー( ´ω` )ノ




1. ご由緒

市谷亀岡八幡宮の創建は、文明11年(1479年)とのこと。

江戸城を建築する際、室町時代後期の武将「太田道灌/おおたどうかん」が、お城の西側を守護する目的で鎌倉にある「鶴岡八幡宮」から分霊を勧請したのがはじまりだそうです。
関連記事:源平池が蓮だらけ!神奈川県鎌倉市【鶴岡八幡宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り

1479年っていうと、室町時代の中でも、戦国時代くらいですねー(^ω^)

そして神社名の由来も、勧請元である「鶴岡/つるがおか」に対して「亀岡/かめがおか」と付けたんだそうですw

戦国時代当時から「鶴亀」は縁起が良かったんですねw

元々は千代田区にあったそうですが、内戦により一時荒廃…(´・ω・`)

時代が江戸に変わって寛永13年(1636年)頃、江戸城の外堀完成を機に現在地(新宿区)に移されたんだとか。

へえー、それで外堀の目の前に神社があるのかー( 'ω' )

また、当時は別当寺として「東円寺」という寺院があったそうで、境内には「時の鐘」があり、江戸市中に時を告げる鐘のひとつとして有名だったそう。

しかし、明治になると神仏分離によりお寺は廃寺となり、時の鐘も廃されてしまったんだそうです。

因みに、こちらが江戸時代に書かれた市谷八幡宮の錦絵なんですが…


出典:歌川広重・名所江戸百景「市ヶ谷八幡」

手前の川みたいなのが、江戸城の外堀ですね( 'ω' )

現在ではこーんな感じになっています。

変わってないの外堀だけwww

あ、一応橋も同じ場所にあるかw

現在の画像で見ると、同じ位置から神社はビルに阻まれて見えない感じw

「TKP」と書かれた赤い看板の建物、ちょうどその左側(建物がない部分)が、亀岡八幡宮への入口になります。

2. ご祭神

亀岡八幡宮のご祭神は以下3柱の神様になります。

誉田別命/ほむたわけのみこと第15代天皇「応神天皇」と同一。
応神天皇は、八幡神とも同一とされている。
気長足姫尊/おきながたらしひめのみこと応神天皇のママンである「神功皇后」と同一。
与登比売神/よとひめのかみ応神天皇の奥さん。

うん、ご祭神の一般的な呼び方とは異なりますが、八幡宮なので祀られている神様はほぼ同じですね(^ω^)

しかし、この名前でご祭神が祀られている八幡宮は初めてだなー( 'ω' )

大体は「応神天皇」「神功皇后」って書かれている八幡宮が多いんで。

「気長足姫尊」なんて、もはや絶対一発で読めないw

字面から、

足が気だるいのかな?(・ω・)

みたいな印象受けるしw

3. アクセス

亀岡八幡宮へのアクセスですが、都営新宿線「市ヶ谷駅」A4出口から徒歩3分ほど。

駅を出るとすぐ左側に外堀と橋があるので、橋を渡って、その先の横断歩道を渡って、左側に行けばすぐ神社です。

いやあ、前回記事に書いた茨城県の「竪破山」に比べたらさあ、
関連記事:奇岩ゴロゴロで神秘的!日立市【堅破山 黒前神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り

なんてサックサクな交通の便wwwww

ってなるよねw

駅から歩くこと数分、ビルの間に提灯があり、

そこを入ると、目の前が神社の入口になります!

なんかね、周りが都市感すごいだけに、ここから急にガラッと雰囲気が変わりますw

冒頭でも書きましたが、僕的にここの神社、ほんわか優し~い感じがして好きなんです(^ω^)

新宿にありながら境内は静かだし、写真を見ていただくと分かる通り、緑もあって癒されます♪

また、この石段と鳥居の風景を見ると、なんとなく江戸の雰囲気を感じませんか?(*´ω`)

都内、特に新宿においてここまで神社っぽい神社は珍しいかと思います。

4. 鳥居

さて、石段の先に見えてくるのが、こちらの「鳥居」になります。

この鳥居は、文化元年(1804年)に建てられた銅造の鳥居で、新宿区の「指定有形文化財」に指定されているんだとか。

わお!200年前!!(´°д°`)

確かに、傷み具合を見ると結構年季が入っている感じですよね( 'ω' )

石段を登り鳥居をくぐったその先に、スッキリ広々とした境内が広がります。


↑左の狛犬と木の間に人が見えますが、心霊写真じゃないですよ?当時人がいましたw

早速手水をして、社殿へGO!

5. 社殿

はい!こちらが亀岡八幡宮の「社殿」になります!

この社殿、なんだか優し~い感じがするんだよなあー(^ω^)

こちらの神社は一度第二次大戦で焼失してしまい、現在の社殿は昭和37年に再建されたものだそうです。

戦火で焼失ってのは、東京の神社あるあるですね(^ω^;)

横に回ると「本殿」も拝見できるのですが…

木の枝でほとんど見えねえ!(´°д°`)

っていうねw

さて、本殿でのご挨拶も終わり、続いて境内を見て回ります。

先ずはこちらの「茶ノ木稲荷神社」から!

6. 茶ノ木稲荷神社

茶ノ木稲荷神社は、石段の途中にある稲荷神社で、石段の下から見るとちょうど左手(赤い提灯が見える部分)になります。

石段の途中に社標と入口があって、

境内に入るとかなり大きな社殿と狛狐像があります。

摂社とは思えないほど、本殿もすごい立派!!(゚∀゚*)

こちらに祀られているのは、以下2柱の神様になります。

稲荷大神/いなりおおかみこの地の地主神。
保食神/うけもちのかみ食物の起源とされる女神。

この神社のある丘は元々「稲荷山」と呼ばれていて、数多くの稲荷神が祀られていたそうなんですが、その主神にあたる神様がこちらの「稲荷大神」なんだとか。

最初、ここのご祭神はウカノミタマの神様かと思ってたんですが、ちょっと毛色が違う稲荷神社っぽいですよね( 'ω' )

また、

「1000年ほど前、弘法大師 空海が関東に向かう際、初めて御鎮祭を行って開山したのがこの神社」

という伝承もあるそうですよ(^ω^)

因みに、

なぜ社名が「茶ノ木」なの?( 'ω' )

についてなんですが、この社名の由来にも実は伝承があってですね、こちらの神社にはこんな眼病平癒の言い伝えがあるそうです。

日本昔ばなしのナレーションを脳内再現してお読みくださいw

むか~し昔、この山に、稲荷大神の神使の白狐がおったそうな。

しかしある時、白狐はあやまって、茶の木で目を突いてしもうた。

それ以来、稲荷大神の崇敬する者達は茶を飲むことを避け、正月三が日は茶を呑まないという風習が生まれた。

特に眼病を患っている者は17日、もしくは21日、37日の間、茶を絶って願えば、霊験あらたかであったそうじゃ。

へえー、それで「茶ノ木」かっ!!( ゚д゚)

昔の錦絵を見ると、まったく同じ場所にこの神社が描かれているので、古来からずっと変わらずこの場所にあって、この地を護ってきた神社なんだと思います(^ω^)

7. 金刀比羅宮

こちらは茶ノ木稲荷神社から、少し石段を登ったところにある「金刀比羅宮/ことひらぐう」になります。

「こんぴらさん」で有名な香川県・金刀比羅宮の分霊をお祀りした神社だそうで、以下3柱の神様が祀られているそうです。

大物主神/おおものぬしのかみ国造りを行った大国主神の別名と言われ、スサノオの子孫とされる神様。
崇徳天皇/すとくてんのう第75代天皇。
怨霊伝説が一番有名かも。
大黒天神仏習合により、大国主神と同一視されている神様。

8. 出世稲荷神社

そしてこちらが、社務所の隣にある「出世稲荷神社」になります。

茶ノ木稲荷神社のところでも書きましたが、この丘は稲荷山と呼ばれ、数多くの稲荷神が祀られていたそうで、その祀られていた稲荷神のひとつがこの「出世稲荷神社」なんだとか。

また、千葉県にある成田山新勝寺の「出世稲荷神社」は、こちらの神社から勧請された分霊を祀ったものと言われているそうです!

かの有名な新勝寺から勧請されているとは…( ºωº ; )

なんという出世っぷり!!!w

さすが、その名に違わぬご利益ですねw

で、この神社が「出世稲荷」と呼ばれているのにはこれまたエピソードがありまして。

こちらも日本昔ばなしのナレーションを脳内再現してお読みくださいw

むか~し昔、それはそれは信仰心の篤いお侍さまがおったそうな。

お侍さまは熱心にこの神社に通っては、お供えものをしておった。

そんなある日、お侍さまが寝ていると、夢の中にお稲荷様が現れた。

「ワシは伏見の稲荷大神じゃ。これまで以上に社へ足を運び、供物を供えよ」

そう言い残し、お侍さまは夢から覚めたそうな。

お侍さまはたいそう喜び、これまで以上に熱心に通い続けた。

するとどうじゃ?

お侍さまはトントン拍子に出世して、なんと最後はとうとう大名にまで登りつめたんだとさ。

めでたしめでたし。

なんとこの話、「出世稲荷神社武蔵国稲荷山大明神縁起」という書に、実名入りで記録が残ってるんだそうです!

すんげえ!!Σ(゚д゚ ; )

この物語の主人公は、亀岡八幡宮を創建した太田道濯の家臣「粟津民部豊重」という方で、昔は「粟津稲荷大明神」と称した神社だったそうです。

この方は大名になった後も、こちらの神社への参拝を欠かさなかったそうですよ(^ω^)

元々この出世稲荷神社は、長禄元年(1457年)に太田道濯が別の地に創建したそうですが、大永6年(1526年)、遠山の金さんでおなじみ「遠山左衛門尉直影」がこの場所に移したとのこと。

昭和20年(1945年)の戦災では一度全焼したそうですが、昭和47年(1972年)に再建され、現在に至るそうです。

9. 御朱印・御朱印帳

最後に、こちらが亀岡八幡宮で頂いた「御朱印」になります!

こちらでは、八幡宮の御朱印以外に、茶ノ木稲荷神社の御朱印も頂けるのですが、今回はあろうことか御朱印帳を忘れてしまったんですよねー(^ω^;)

なので、紙でお願いして、今回は八幡宮の御朱印だけにしておきました。

以前参拝したときは300円だったと記憶してるんですが、初穂料は500円でした。

値上がりしたのかな?w

そして、こちらがオリジナルの「御朱印帳」ですね(^ω^)

初穂料は、ちょいとお高め1800円でした。




てなわけで以上!

今回は東京都新宿区にある「市谷亀岡八幡宮」をご紹介しました!

場所が場所だけに、常に一組・二組の参拝者がいる神社ではありますが、観光客でガチャガチャしてないし、終始ゆっくり参拝できる静かな空気の神社です。

境内も綺麗に掃除されていて、緑も多いので、都内の神社の中でもオススメ!(^ω^)

また、古い時代の雰囲気を感じられるのも、個人的にポイント高いですw

鶴岡八幡宮に行かれた方や、お近くに来られた際はぜひ足を運んでみてくださいね!(*´ω`)

ではまたー!

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市谷亀岡八幡宮
〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町15
TEL:03-3260-1868

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