こんにちは!
つらたんです。
先日、巨大な台風19号が各地で猛威を振るいましたが、皆さん大丈夫でしたか?
僕は当日、都内の自宅にいたのですが、すごい風の音と豪雨でした(´・ω・`)
特別警報なんかも出ちゃって、速攻でガジュマルくん達を室内避難させたよねw
自宅ではニュースを見たり、LIVEカメラでも都内の様子を見ていたんですけど、
こんなに人のいない渋谷や新宿を見たのは初めて!!
【渋谷ハチ公辺り】
【渋谷スクランブル交差点】
【JR新宿駅前】
新宿駅前や渋谷駅前は平日でも人だらけになる場所なんですが、この日は土曜日なのにすごい閑散としてました。
まあ、当たり前ですけどw
あとは、結構買い占めがあって、カップ麺とか菓子パンとか水とかはどこも品薄でしたね(^ω^;)
311の震災の時を思い出しちゃいましたもん。
今回の台風では各地で堤防の決壊、河川の氾濫が発生して亡くなられた方もいらっしゃいますし、自宅が浸水して被災されてしまった方もいらっしゃると思います。
被害に遭われた方々へは謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
で、今回の記事なのですが、台風の翌日に神社へ行って、台風で被災された方々の日常が早く戻りますようにとお祈りしてきました。
今回はその時に参拝した神社、東京都渋谷区にある「鳩森八幡神社/はとのもりはちまんじんじゃ」をご紹介したいと思います!
ではまず、鳩森八幡神社のご由緒から!
1. ご由緒
鳩森八幡神社のご由緒ですが、平安時代の貞観2年(860年)、慈覚大師:円仁が村人からの要望を請け、神亀年間(724年 - 729年)に創建された社に「神功皇后・応神天皇・春日明神」の像を作って祀り、八幡宮としたことが始まりなんだとか。
慈覚大師:円仁って、僕が大好きな「目黒不動尊」を開基した方ですね(^ω^)
かの有名な「空海」や「最澄」らと肩を並べるお坊さんです。
僕のブログでも度々出てくる円仁さんですが、仏教僧なのに神社も多く創建しているところを見ると、やっぱ昔は神道も仏教も習合されてたんでしょうね( 'ω' )
因みにこちらの神社の正式名称は「八幡神社」だそうで、「鳩森八幡神社」ってのは別称みたいな感じらしいです。
ではなぜ「鳩森」なのか?
江戸時代後期(天保年間)に刊行された江戸の名所を記した図鑑「江戸名所図会」によると、
往古、此地深林の中に時として瑞雲現じける。 又或時、碧空より白雲降りて雲上に散ず。 村民怪しむで彼の林の下に至るに、忽然として、白鳩数多、西をさして飛び去れり。 依って此の霊瑞を称し、小祠を営み名づけて『はとのもり』と云ふ。 |
と書かれているそうですが、
うん!クッソ分かりにくい!!(`・ω・´;)
つまり、噛み砕いて書くとですね、
昔からこの土地の林では、瑞雲(ずいうん/めでたい兆しとして出現する紫や五色の珍しい雲)が度々現れていた。 ある日、青空より白い雲が降りてきたのを目撃した村人が、不思議に思って林に入っていくと、突然たくさんの白い鳩がバサバサーっと西へ向かって飛び去って行った。 この事から、この場所に小さな祠を置いて「鳩森/はとのもり」と名付けた。 |
だそうですw
まあ、これは江戸時代(1800年頃)の書物に書かれた内容なのですが、神社の創建は江戸時代よりも1000年ほど古いんですよね。
なので「鳩森」と呼称され始めたのは、江戸時代になってからだと思います。
てか、元々白い雲が降りてきたのではなく、
白い鳩が降りて来たのを見間違えたのでは?(´・ω・`)
って思わなくもないっていうw
2. ご祭神
鳩森八幡宮のご祭神は、以下2柱の神様になります。
応神天皇/おうじんてんのう | 第15代天皇。八幡神とも同一とされている。 |
神功皇后/じんぐうこうごう | 応神天皇のママン。 |
まあ、このお二方は八幡系の神社ならおなじみですね!(^ω^)
てか、大抵の八幡宮は三神がセットで祀られていることが多いのですが、こちらは珍しく二神なんですねー( 'ω' )
ご由緒では「春日明神」という神様も一緒に祀られていたはずなんですよね。
こちらの神社は、
「700年代に造られた社に、800年代に円仁が応神天皇などを祀って八幡宮とした」
というご由緒なので、元々は「春日明神」が単体で祀られてたんじゃないかな?って思うんですけど…
どこ行った、春日明神!!( ºωº ; )
3. アクセス
さて、鳩森八幡神社へのアクセスですが、こんな感じになります。
- 東京メトロ副都心線「北参道駅」から徒歩5分
- JR総武線「千駄ヶ谷駅」から徒歩5分
- 都営大江戸線「国立競技場駅」から徒歩5分
神社の住所は渋谷区ですが、渋谷と言っても、どっちかって言うと新宿に近い場所になります。
なので、新宿三丁目駅から副都心線に乗り換えるとスムーズかも。
新宿三丁目駅の隣の駅が、神社の最寄である「北参道駅」になります(^ω^)
4. 鳥居・御神木
駅から歩くこと数分、鳩森八幡神社の「鳥居」に到着しましたー!(゚∀゚)
この神社がある界隈は大通りから少し外れた住宅地になっていて、騒音もなくとっても静か♪
鳥居をくぐると狛犬があり、
その左手に大きな御神木「大銀杏」があります。
こちらの大銀杏、推定樹齢は400年とのこと。
昭和20年5月の「山の手大空襲」から、奇跡的に焼失を免れたご神木だそうです。
てか、この日は台風19号が東京に上陸した翌日だったので、参道にはまだ青いイチョウの葉がたくさん散乱していました(^ω^;)
早速手水をして、いざ社殿へ!!
5. 社殿
こちらが、鳩森八幡神社の「社殿」になr…
松の木で見えねえし!!!(´°д°`)
もうちょっと近づいて…
はい!こちらが「社殿」になります!!w
いかにも「この地域の氏神様」って感じがする雰囲気ですね~(^ω^)
以前は弘化2年(1845年)に造営された社殿だったそうですが、昭和20年の戦災で焼失してしまったんだとか。
現在の社殿は昭和56年(1981年)に建てられた社殿だそうです。
そして、こちらが「本殿」です!
社殿が全焼してしまうほどの戦火に包まれたそうなので、大銀杏の御神木はホントよく残りましたよねー( 'ω' )
無事でよかったよかった♪
社殿では冒頭にも書いたように、台風19号の被害についてお祈りさせて頂きました。
さて、続いて境内を見て回ります。
6. 富士塚
こちらは境内にある「富士塚」になります。
いやあ、ホント都内の神社って「富士塚」があるとこ多いんですよねー( 'ω' )
新宿や渋谷の神社では結構な頻度で見かけます。
富士塚というのは、江戸時代にブームになった富士信仰に基づいて、富士山を模して人工的に造られた山型の塚のことです。
昔は交通が発達しておらず、新幹線でプーンつって簡単に富士山に行けたわけではなかった為、こういう塚を登って登拝していたんですね(^ω^)
この塚を登ることで、実際に富士山を登ったのと同じご利益があるとされています。
てか僕、もう6~7回は富士塚登ってるんで、ある意味かなり富士登山のベテランですわw
フハハwww(゚∀゚)
この神社にある富士塚は「千駄ヶ谷富士」と呼ばれ、寛政元年(1789年)に造られたものなんだとか。
都内にある富士塚ではもっとも古く、昭和56年に東京都の有形民俗文化財に指定されているとのこと。
ご祭神は富士浅間神社でおなじみ「木花咲邪姫命/コノハナサクヤヒメ」ですね(^ω^)
入り口にある鳥居をくぐって~、
道なりに塚を登っていきます。
先ずは塚の下層にこちらの「浅間社 里宮」があり、
さらに登っていくと~…
あ、頂上着いちゃったわ(・ω・)
ってくらい、速攻で登頂できますw
頂上にはこちらの「浅間社 奥宮」と、
「金明水」「銀明水」と書かれた池?水たまり?がありました。
これは実際に実在している富士山の湧き出す泉「金明水」「銀明水」を模しているんでしょうね( 'ω' )
僕が行ったときは水がありましたが、普段がどうなのかはちょっと不明。
この日は台風の翌日だったんで、雨水が溜まっていたのかも知れないし(^ω^;)
頂上からの展望はこんな感じ!
僕が撮ってきた富士塚の写真はこれだけなんですけど、実はこちらの富士塚、他にも見どころがあるんです。
でも僕、ちゃんと見てこれなかったんですよねー(´・ω・`)
え?なぜかって?
それはね?
蚊の野郎がすごかったんです!!( ゚д゚#)
10月なのに!!
なので、サササーっと登るしかなくて、じっくり見れなかったんですよw
それでも、2~3か所やられますた…(›´ω`‹ )
なので、僕が撮ってこれなかった見どころをフリー素材をお借りして載せておきますね(^ω^;)
こちらは、富士塚の中腹あたりにある、身祿(みろく/富士講の祖にあたる方)の像が安置されている洞窟で、
こちらは烏帽子岩になります。
7. 甲賀稲荷社
続いてこちらは、富士塚の麓にある「甲賀稲荷社/こうかいなりしゃ」になります。
御祭神はお稲荷様でおなじみ「宇迦之御魂神/ウカノミタマノカミ」になります。
最初「甲賀」という名前から、
え?もしかして忍者関連!?
胸アツ!!!(゚∀゚*)
とか思ったんですけど、どうやら忍びとは関係がないらしいw
こちらのお稲荷様は元々青山の権田原に鎮座していたそうで、甲賀組の武士達が崇敬していたんだとか。
甲賀組とは幕府によって編成された4つの鉄砲隊のうちの一つで、近江国甲賀(現在の滋賀県)の人達で組織された組のことだそうです。
明治18年にこちらの神社に合祀されたそうですが、昭和20年の戦災で一度焼失。
現在の社は昭和45年に再建されたそうですよ(^ω^)
8. 神明社
こちらは、社殿右奥にある「神明社」になります。
御祭神は「天照大神/アマテラスオオカミ」。
こちらも元々青山の権田原にあったそうですが、明治41年に鳩森八幡神社に末社として遷座されたんだそうです。
てか、前回の記事でアマテラスを楳図かずおタッチで書いちゃったんで、ちょ~っと気まずかったよねw
因みにこれですw
9. 御朱印・御朱印帳
こちらが鳩森八幡神社で頂いた「御朱印」になります。
イ〇ーヨーカドーを彷彿とさせる鳩のスタンプが押されていますねーw
で、こちらの神社では神社名の御朱印以外にも、富士塚(浅間社)の御朱印(画像左側)も頂けます。
初穂料はどちらも300円でした。
そしてこちらが「鳩森八幡神社オリジナルの御朱印帳」ですねー(^ω^)
右下に鳩があしらわれている御朱印帳で、赤無地・緑無地・桜柄の3種類がありました。
初穂料は、各1,000円でした。
10. 鳩みくじ
それでは最後に、おみくじを引きます!(`・ω・´)+
どのおみくじ引こっかなー♪
と思ってブラブラ見ていると、
( ゚д゚)ハッ!
\クルックー!/
こっ…
幸福の鳩みくじ!?(100円)
鳩森八幡神社という社名なので、これはもう引かねばですよねwww
早速引いてみると…
あら、かわええ…(*´ω`)
おみくじを活かしたすごく秀逸なデザインですよね♪
いやあ、この発想はなかったwww
大吉だといいなあーとか思いつつ、鳩みくじを広げてみた結果…
謎の生物が爆誕したんだけどwwwwwwwww
なんだこれwww
一瞬で鳥ですらなくなったんだがwww
つまり、おみくじを広げる前は鳩が楽しめて、広げるとチンアナゴが楽しめるってことですね!(白目)
この発想もなかったwwww
あ、因みにおみくじは大吉でした♪ヤッター
というわけで今回は、
東京都渋谷区にある「鳩森八幡神社」をご紹介しました!
台風一過後の参拝だったので、電車が止まってないか心配だったのですが、無事参拝出来てよかったです(^ω^)
こちらの神社は都内ですが静かに参拝出来ますし、鳩みくじがかわいいので是非行かれたら引いてみてください。
そして、謎の生物を爆誕させてみてくださいね!w
さて、今年も残すところ、あと2ヶ月ほど…
なーんか早くないー?(´Д`)
ついこないだまで夏だったのに、もうすぐ年末かよ!
みたいなw
ホントあっという間ですねー(^ω^;)
このところ、だいぶ寒くなってきましたので、どうぞ皆さんご自愛くださいねー(^ω^)
ではまたー!
鳩森八幡神社
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目1-24
TEL:03-3401-1284