こんにちは!
つらたんです。
コロナウイルス、大変なことになってきましたねー(^ω^;)
都内だけではないと思いますが、もうね、
どこに行ってもマスク売り切れ!!(´;ω;`)
新宿とか開店前から長ーーーい列が出来てて、ホント需要と供給が追い付いていない感じですw
もうさあ…
これから花粉シーズンなのにどうすりゃいいのよ!?
って感じ(´-ω-`; )
花粉症の薬を買って凌ぐしかないのかなあ…
早くコロナ、収束するといいですねー(^ω^;)
さて、今回は足立区竹ノ塚にある
「六月八幡神社/ろくがつはちまんじんじゃ」
と
「炎天寺/えんてんじ」
をご紹介したいと思います。
実はたまたま竹ノ塚に行く用事があって、ちょっと時間があったので今回参拝してきました。
で、なぜ神社とお寺を一緒にご紹介するのかと言うと、この2つの寺社は由緒が同じでお隣同士なんですよ(^ω^)
なので、今回はこの2つの神社とお寺を併せてご紹介していきたいと思います!
目次
1. 六月八幡神社・炎天寺へのアクセス
では先ず、六月八幡神社と炎天寺へのアクセスから!
最寄り駅は「東武スカイツリーライン 竹ノ塚駅」になります。
駅の東口を出て、徒歩10分くらいですかねー( 'ω' )
てか、竹ノ塚って外国人が多いですし歓楽街があったりするので、都内でも、
治安が微妙
なことで有名だったりするんですよねw
僕が竹ノ塚に降りたのは今回初めてだったのですが、日中はそんな雰囲気もなく、静かな街っていう感じでした(^ω^)
まあ、夜は分からんけれどもw
さて、竹ノ塚駅からテクテク歩くこと約10分。
「六月八幡神社」と「炎天寺」に到着しました!
おお!
神社とお寺が隣合ってる!(゚∀゚*)
それでは早速、手前(右側)にある「六月八幡神社」から参拝します。
2. 六月八幡神社
2-1. 六月八幡神社のご由緒
「六月八幡神社」はあまり有名ではないローカルな神社なんですが、実は何気に歴史が長~い神社でしてw
明確な創建時期は不明なんですが、社殿によると、
元号が天喜の時代(1053年〜1058年)
とのこと!!
11世紀!!o(゚∀゚)o
うおおおお、めっちゃ歴史ありますやん!!
なんでも、天喜3年(1055年)6月、源義家が奥州征伐(岩手)に向かう際、野武士の襲撃に遭遇。
6月の炎天下で疲弊していた軍は、この戦いに苦戦を強いられたらしく、義家は鎌倉にある「鶴岡八幡宮」に先勝祈願!
関連記事:源平池が蓮だらけ!神奈川県鎌倉市【鶴岡八幡宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り
その後、この戦いに勝利したことから、この地を「六月村」と名付けて、鶴岡八幡宮を勧請して神社を創建したのが始まりなんだとか。
あ、それで六月なんですねwww
現在、六月八幡神社は常時無人の神社となっていますが、ちょっと離れたところにある「島根鷲神社/足立区島根4目25-1」の兼務社となっており、御朱印はそちらで頂くことが出来るらしいですよ(^ω^)
2-2. 六月八幡神社のご祭神
続いて、六月八幡神社の御祭神はこの方!
「誉田別命/ホンダワケノミコト」
という神様になります(^ω^)
呼び名こそ違いますが、八幡宮でおなじみ「第15代天皇 応神天皇」のことですねw
↓この方。(色付け:つらたん)
応神天皇は八幡神と同一視されており、八幡宮や八幡神社に必ずお祀りされている神様です。
それでは早速参拝していきましょー!(^ω^)ノ
2-3. 鳥居
先ずこちらが、入口にある「鳥居」になります。
無人の小さな神社ですが、参道には一の鳥居から三の鳥居まで、3基の鳥居が連立していました。
てか、この規模の神社で鳥居が3つもあるって、なかなか珍しいかも!w
早速手水をして社殿へ向かいます!
2-4. 社殿
はい、こちらが六月八幡神社の「社殿」になります。
そしてこちらが「本殿」ですね(^ω^)
んー( 'ω' )
てかですね、残念ながらこちらの神社、あまりに情報がなさ過ぎてですねwww
いつ頃建てられた社殿なのか?
とか、
由緒意外にどういう歴史があった神社なのか?
などは一切分からなかったんですよねwww
でも、境内は綺麗に手入れがされていましたし、この地域の人に大事にされてきた、そんな感じがする神社でした(^ω^)
2-5. 末社 稲荷社
こちらは社殿右側にある「稲荷社」になります。
ここも「〇〇稲荷」みたいな名前の稲荷社だと思うんですが…
はい!
情報皆無でした!w
お社に狐の置物が置かれていたので、そこでやっと、
ああ、ここ稲荷社だ!( ゚д゚)
って分かったくらい情報皆無でしたw
2-6. 旗掛の松
続いてこちらは、神社入口にある「旗掛の松」になります。
松の幹がぐねーっと曲がってて、一の鳥居前にまで枝がせり出してましたw
この松の木は、源頼家が野武士の襲撃に遭った際、松の大樹に旗を立てかけたと言われており、「旗掛の松」はその木が植え継がれていると言われているんだそうです。
それにしては幹が細い気がするけどw
3. 炎天寺
さて、続いてはお隣の「炎天寺」へ!
3-1. 炎天寺のご由緒
炎天寺のご由緒についてですが、基本的には六月八幡神社と同じになります。
創建時期は不明で、天喜年間(平安時代)に六月八幡神社の別当寺として建てられたとのこと。
「別当寺/べっとうじ」とは、神仏習合が行われていた江戸時代以前に、神社を管理するために置かれたお寺のことですね。
お寺が神社を管理するって、今では到底考えられないですが(^ω^;)
また、こちらのお寺の正式名称は「幡勝山 成就院 炎天寺」と言い、「炎天寺」という寺名の由来は、源頼家の炎天の戦いになぞらえて、
源氏の白幡が勝った → 山号を「幡勝山」に。
祈願が成就した → 院号を「成就院」に。
気候が炎天だった→ 寺号を「炎天寺」に。
ということらしいです(^ω^)
また、こちらのお寺、
「小林一茶ゆかりのお寺」
「蛙のお寺」
「俳句寺」
としても有名なんだとか!
小林一茶とは、松尾芭蕉、与謝蕪村らと並ぶ、江戸時代を代表する俳人のひとりです。
と言うのもですね、小林一茶がこのお寺をしばしば訪れては、散策して句を残したそうで、
「やせ蛙 まけるな一茶 是にあり」 意訳:(喧嘩をしている蛙に対して)やせたカエルよ、がんばれ!負けるな!俺ががここについているぞ! |
という有名な句は、このお寺で読まれたものなんだそうです。
そのことから、こちらのお寺では蛙に扮した相撲の奉納や、小中学生を対象とした俳句まつり、11月には一茶まつりというイベントなんかも開催されているそうですよ(^ω^)
それでは、ここで僕も一句!
「花粉症 マスク買えない 売ってない」 意訳:これから花粉シーズンだってのに、コロナ騒ぎでどこにもマスク売ってへんのじゃボケエエエエ!(´・ω・`) |
3-2. 炎天寺のご本尊
さて、炎天寺に祀られているご本尊ですが、
阿弥陀如来
とのこと。
因みに皆さん、阿弥陀如来ってどういう仏様かご存じですか?
阿弥陀如来とは、人々を救済するために「四十八願」という誓いを掲げて厳しい修行をされた末、悟りを開いて如来になられた仏様です。
恐らく多くの方が「仏教=釈迦」、つまり仏教の頂点にいるのがお釈迦様て思われている方が多いんじゃないかなと思いますが、実は阿弥陀如来は、
釈迦の先生にあたる仏様
なんだそうです。
阿弥陀如来は「本師本仏」、つまりたくさん存在する仏の師匠にあたる仏さまで、その弟子にあたるのが菩薩や釈迦にあたるとのこと。
そして、阿弥陀如来の誓い「四十八願」のうち、釈迦によって説かれたひとつの願が「仏教」なんだそう。
てことは、仏教の教えって1/48ってことなので、ホント氷山の一角に過ぎないんですねー(´°д°`)
3-3. 山門
はい、こちらが炎天寺の「山門」になります。
歴史のあるお寺ですが、佇まいはかなり現代的w
右にある寺標も、石造りではなくなんと金属製(アルミサッシみたいな素材)でしたw
山門から先は長ーい参道になっていて、
左手には檀家さんのお墓、右手にはたくさんの石仏や石標がありました。
因みにこの辺りにある石仏や石標はどうやら長い年月が経っているものらしく、刻まれた絵や文字が消えかかっていて、読めないものが多かったです。
どのくらい昔からあるものなんでしょうねー?
3-4. 小林一茶とカエルさんコーナー☆
石仏の先(右側)には、小林一茶とカエルにちなんだものがたくさん置かれていました。
この辺りはなんていうか…
小林一茶とカエルコーナー
って感じ?w
「かえる七福神」と書かれた石柱と仏塔が建てられていたり…
「小林一茶の像」があったり…
カエルの置物だらけの池があったりw
確かにこれは「蛙寺」と呼ばれるだけのことはありますねwww
で、何気に池をぼーっと見てたらですね、
あっ!!(´°д°`)
カエルが相撲取ってるwwwww
これはあれですねw
小林一茶の
「痩せガエル 負けるな一茶 これにあり」
の俳句をモチーフにしてるんですねw
かわいいwwwww
あと、この辺りのカエルの中で、個人的に一番惹かれたのがこちら!
カエルいるの分かります?
こいつです、こいつw
これカッコよくない?wwwww
恐らく上から水が流れて、滝行をする形になるんだと思うんですけど、
頭がカエルの仏像なんて初めて見たわw
っていうw
皆さんも行かれた際には是非カエルをチェックしてみてくださいね(^ω^)
因みにですね、こちらに建てられている小林一茶の像なんですが…
すっげえ冷や汗掻いているようにしか見えませんでしたw
表情も心なしか、気まずい感じしません?ww
文春に不倫をすっぱ抜かれて謝罪会見をする芸能人のような…w
さあ、カエルを散々楽しんだ後は、早速本堂へ!
3-5. 本堂
こちらが炎天寺の「本堂」になります。
造営時期などは分かりませんでしたが、かなり新しいお堂っていう感じでしたねー(^ω^)
あと、鬼瓦の表情が、ブチ切れたオバQみたいでしたw
3-6. 福蛙と弘法大師像
そしてこちらは、本堂右側にある「福蛙」と「弘法大師像」になります。
正直ね、この福蛙がめっちゃくちゃ大きいんですよw
隣の弘法大師が霞むくらい、カエルの存在感がやべえw
どうせなら、隣にある弘法大師像がカエルに跨った姿で造ればよかったのに…
っていうw
この福蛙は「撫でで福を授かる」というものらしいんですが、背中に子ガエルを乗せていたので、子宝祈願などにもご利益ありそうですよね(^ω^)
てか、このお寺にあるカエルども…
いちいちかわいいw
因みに、今回は用事があって時間がなかったので頂かなかったのですが、寺務所に申し出ればどうやら御朱印も頂けるそうですよ(^ω^)
というわけで以上!
今回は、東京都足立区にある「六月八幡神社」と「炎天寺」をご紹介しました!
竹ノ塚は初めてでしたけど、都心とは全く違う雰囲気で、静かにゆっくり参拝できる神社とお寺でした(^ω^)
今は冬なので境内の色味は少ないですが、六月八幡神社の境内には木々がたくさんあったので、きっと緑が芽吹いてから行くともっと気持ちいいんだろうなあ、と思います。
今回時間がなくて頂けませんでしたが、御朱印も授けて頂けるようなので、機会があれば是非行かれてみてくださいね!
ではまたー!
六月八幡神社
〒121-0814 東京都足立区六月3丁目13-19
炎天寺
〒121-0814 東京都足立区六月3丁目13-20
TEL:03-3883-0787