こんにちは!
つらたんです。
ひい爺ちゃんより前のご先祖様のお墓参りをすべく、昨年12月から色々調べて来ましたが、遂にお墓参りをすることが出来ました!
いやあ、長かった~(^ω^;)
やっと皆さんにご報告が出来ます!
関連記事:自分のルーツを知る方法とは?家系図プロジェクト始動!
以前の記事にも書いたように、本家へ連絡してアポを取り、5月2日にお伺いをする約束をしており、自分のルーツを辿るにあたって、僕には以下のような5つの目的がありました。
- 自分のルーツを知る
- 家系図を作る
- ご先祖様を知る
- 直系のお墓を見つけてお墓参りをする
- ご先祖様のお顔を知る
今回は実際に本家に伺った時の事を書いていくのですが、1と2は戸籍から情報を得て達成出来たので、今回は3~5が主になりますかね。
でも本家に伺う前に、僕にはしなければならないことがありました!(`・ω・´)+
そう、本家に伺う前の事前準備です!
目次
1. 事前準備
(1) 僕の実家のお墓参り
もちろん、これは外せないですよね!
というわけで本家に行く前日、実家のお墓参りをしてきました。
爺ちゃんや婆ちゃんに本家の事を報告をするためです。
先祖の墓替え以来、初めてのお墓参り!
爺ちゃんや婆ちゃん、ひい爺ちゃんやひい婆ちゃんに、明日の本家のお墓参りがうまくいくようにとお願いしてきました。
(2) 父の実家を訪ねる
お墓参りの後、父の実家を訪ねました。
これには目的が3つありまして…
- 父の実家がお墓を持っているので、お墓参り後にお線香をあげるため。
- 祖父、祖母、曾祖父、曾祖母の写真を見せてもらうため。
- 実家に住む叔母が戸籍を見たがっていたため、自分が取得した戸籍の写しを渡すため。
主に、2番の理由が大きかったんですけど、本家で祖父や曾祖父の写真を見せたかったので、遺影や古い写真を撮影したかったんですよね。
そしたら、今まで僕の知らなかった写真が出てくる出てくるw
僕は遺影しか見たことがなかったので、めっちゃテンション上がりました!(゚∀゚*)
自分の知らない爺ちゃんや若い頃の婆ちゃん、遺影の元になったひい爺ちゃん、ひい婆ちゃんの写真が見れて、これはちょっと感動w
せっかくだし身バレするような写真ではないので、僕のご先祖様の写真をお見せしますね!
(3) 爺ちゃんの写真
この爺ちゃんが、僕の元によく来てくれる爺ちゃんです。
今年1月に迎えに行くまで、ずっと昔のお墓に残されていたので本当に申し訳なかったなあと思います。
爺ちゃんは38歳の若さで亡くなっており、僕は遺影でしかみたことなかったので今回いろんな写真が見れてめっちゃ嬉しかったです!
(4) 婆ちゃんの写真
婆ちゃんは僕が子供の頃に遊びに行ったりしていたので、よく知っていますが、若い頃の写真を見たのは初めてでした!
てか婆ちゃん、めっちゃ美人!!!( ºωº ; )
いつも実家に遊びに行くと、戸棚にジェリービーンズのお菓子を入れておいてくれて、よく食べた思い出があります。
「婆ちゃん、このお菓子好きなんだなあ」
と子供心に思っていたんですが、叔母さんに聞いたら、婆ちゃんがそんなにジェリービーンズを好きだった記憶はないとのこと。
たぶん、婆ちゃんが孫に食べさせようと買っていたんじゃないか?とのことでした。
今になってそういう事が分かると、なんだか切なくなっちゃいますね…(´・ω・`)
(5) 爺ちゃん方のひい爺ちゃんの写真
こちらが僕のひい爺ちゃんです。
遺影も同じ写真が使われているので、ずっと髭のイメージでしたw
このひい爺ちゃんが分家しているので、本家はひい爺ちゃんのお兄さんが家督を継いでるんですね。
なので、本家に行けば、ひい爺ちゃんが育った土地・家を見ることが出来るはずです。
ちなみに、ひい爺ちゃんもお兄さんも養子なので、血縁関係はないけど戸籍上の兄弟にあたる形になります。
(6) 爺ちゃん方のひいばあちゃんの写真
この写真、叔母さんの若い頃ソックリなんですw
いやあ、やっぱ血って凄いwww
ひい婆ちゃんは若い頃 (20代前半) で亡くなっているので、この写真は10代位のころなのかな?
日本髪結ってるのがポイント高い!
(7) 婆ちゃん方のひい爺ちゃんとひい婆ちゃんの写真
婆ちゃん方のひい爺ちゃんとひい婆ちゃんは、実家に遺影がないので初めて目にしました!
こういう機会がなければ、たぶん一生見ることはなかったんだろうなあ…
なんかすごく優しいそうな方だなあ…という印象でした(^ω^)
今まで知らない写真がたくさんあって、なんかもうこれだけでも色んな驚きと発見がありました。
なぜかずっと遺影しかないと思ってたので、他の写真があるか聞いたことさえありませんでした。
いやあ、写真見るの楽しかったあ♪
みなさんも実家や自宅に、知らないご先祖様の写真が眠っているかもしれないので、探してみるといいかも!
きっとたくさん発見がありますよ!
2. いよいよ本家へ!
一応2日は平日だったので出勤で道路が混むかと思い、朝7時に出発!
僕の実家から、本家までは大体80キロ。
当日は車で本家に向かいます。
そして、景色はどんどん田舎に…
ふぁあああ、の~ど~か~(^ω^)
僕の実家は茨城ですけど、実家がある市が結構でかいので、そんなに田舎な感じじゃないんですよ。
田んぼとかもないし。
だから、こういうところに来ると、めっちゃ癒される!(゚∀゚*)
いいなあー、こういう場所大好きだわーw
途中、9時から営業しているホームセンターがあったので、仏花とお線香を購入。
あとはひたすらのどかな道を走ります。
3. 本家到着!
車を走らせること、約2時間…
10時頃、やっと本家に到着!
既に奥さんが、外で待っていてくださいました。
僕「はじめまして、つらたんと申します。今日はお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。」
奥さん「いえいえ、ようこそ。中へどうぞ (ニコニコ」
旦那さんも庭で作業をしてたのでご挨拶をし、家にお邪魔させて頂きました。
あ、もちろん手土産に買ってきた「空也もなか」ちゃんと渡しましたよw
4. 本家の方といろいろお話してみた
(1) 本家のご先祖様にご挨拶
先ずはお仏壇にお線香をあげさせて頂き、奥さんが戒名を見せてくれました。
くぅ、感無量…(´;ω;`)
本家には旦那さんと奥さん、息子さん家族が暮らしているそうです。
ちなみに現在の旦那さんが75歳、奥さんが70歳とのこと。
お二人とも、めっちゃお元気でした!(^ω^)
ちなみに、お仏壇の家紋を見たら、
あれ?うちのお墓の家紋と違え!!
後で親に家紋のことを聞いたら、
「お墓建てる時、家紋が分からなかったから婆ちゃんが作っちゃった (・ω<)☆」
だそうですw
ちょwww
いいのかよwwwそれでwwwww
(2) ご先祖様の写真
何枚かご先祖様の写真を見せて頂いたのですが、一番古い写真は「多三郎」という方の写真。
こちらが多三郎さん。ちょんまげ結ってます。
先ほども書いたように、多三郎さんは僕の曾祖父の兄にあたる方で、この写真は氏子総代をしていた地元の神社のお社内に飾られていたんだそうです。
写真を見せてくれる本家の奥さん
この方、当時スゴい方だったらしく、この地域の大地主で、周りの土地を全て持っていたのだそう。
家は20年ほど前に建て替えられたものの、前の家は300年以上前の藁葺き屋根の家だったそうです。
うはー、その時に来たかった…(´-ω-`;)
もうね、うちの家系の歴史が色々分かって、オラワクワクしてくっぞ!状態w
まあ、先代の方が親の富で道楽したせいで散財してしまって、今はその土地ないそうですがw
他にも、先代の写真も見せて頂きました。
こちらは、多三郎さんの息子さん。
息子さんの奥さん。
そのまた息子さん。
そして、今の本家の旦那さんに繋がっていました。
戸籍で名前だけは知っていたのですが、お顔まで拝見出来るのは凄いよね!
写真って人類史上、エアコンと車の次に偉大な発明だと思う!
え?だって、エアコンと車は最強でしょw
(3) 本家の蔵
本家の敷地内には明治時代に建てられた蔵がありました。
どうやら、311の地震で外側が崩れてしまったらしく、補修したとのこと。
うはー、こっちも地震前に来たかった…(´-ω-`;)
でも中はほぼ当時のままだそうです。
奥さんが鍵を開けてくれたのですが…
鍵だけで充分すげえ!
鍵に付いてるのって、刀のツバだよね…これ。
かっけえ!!( ºωº ; )
さらに蔵の中には、古い古文書がいっぱい!!
あああああ、ワクワク止まんねえwwwww
さすがこの地域の大地主だったことはあるよね…(゚д゚ ; )
さらに2階に上ると、
梁に「明治廿五 壬辰 年 九月良日 設主 (名字)多三郎」と書かれた当時の文字が!
「廿」と言うのは、昔の「二十」という漢字で、古い戸籍の生年月日などでよく見かけます。
壬辰 (みずのえたつ) とは、なんか干支の一種らしいですね。なんか干支の組み合わせで29番目の呼び名らしいです。(よう分からんw)
てか、もしかして郷土資料館に展示されてるレベルの資料いっぱいなんじゃね?ここw
(4) 多三郎さんの日記
これも奥さんが見せてくださったんですけど、多三郎さんの日記だそうです。
残念ながら内容はその場で読めなかったんですが、こういうの残ってるだけでもスゴい!
一応、中は住所や名前らしきものが書かれていたのでぼかしてます。
しかも、後ろの方のページにはアルファベットを練習?をしたような痕跡が!
当時としては新しい西洋の知識だったんでしょうね。
でも、多三郎さん…
筆でアルファベットはやめた方がええで?w
5. 先祖供養
(1) 本家のお墓参り
奥さんに案内されていよいよ本家のお墓参りへ!
本家から徒歩5分のところに先祖のお墓がありました。
これ全部、本家の墓!?wwwww
すげええええ!!Σ(゚д゚ ; )
左側の塔婆が立っている場所から、右側の黒い墓誌まで全部先祖代々のお墓です!
古いお墓だともう字が読めないものもありましたが、江戸時代のお墓がたくさんありました。
年号が読み取れても、名前じゃなくて戒名だけの墓石もあるので、古いお墓から先祖辿るのってやっぱ大変なんだなーw
ともあれ、やっと目的だったお墓参りをすることが出来ました!
ああー達成感!!
この時を約半年間、夢見ていました(´;ω;`)
お線香とお花をお供えし、改めてご挨拶をさせて頂きました。
(2) 菩提寺
墓地から車で数分のところに、菩提寺があり奥さんがそちらも案内してくださいました。
ご住職の方とは以前電話で話していたため、
「ああー、どうもどうも。この方が例の方ね」
といった感じw
御住職に堂内を案内して頂き、本家の奥さんと一緒にその土地についてのお話や雑談をし、ゆっくりと参拝させて頂きました。
6. お土産もろた
一通りお墓参りやお寺の参拝が終わって帰り際、旦那さんが、
「うちのタケノコ、持っていきな(^ω^)」
とタケノコ7本も頂いちゃいました!
実は本家は庭がめーっちゃ広くて、敷地内にずーっと昔から立っている巨木があるんですけど、
その直ぐ脇の敷地内に竹林があり、タケノコが出まくってたんですw
で、家に上がらせてもらった時にタケノコとフキの煮付けを頂いたんですけど、タケノコに全然えぐみがなくて、めちゃめちゃ旨かったんですよ!
もちろん家に帰って、天ぷらとタケノコご飯と土佐煮と刺身で美味しく頂きましたw
旨かった~(^ω^)
7. 曾祖父の養子元を調べる
本家の方々とお別れした後、僕はある地域に向かいました。
以前書いたように、僕の曾祖父は本家の養子に入っていますが、養子元の情報は戸籍がなぜかなく、ほとんど分からなかったんです。
そこで曾祖父の戸籍から唯一分かった養子元の名字と住所から、その地域を訪ねてみました。
同じ名字のお宅を訪ねたり、その地域の菩提寺を訪ね、過去帳を調べて頂いたり、近所の方に聞いてみたり、同姓のお墓の墓標を調べてみたり…
夕方まで調べてみたのですが、
結局、曾祖父の養子元の情報は分かりませんでした。
残念…(´・ω・`)
まあ、仕方ないですね。
もうこれ以上は手がかりないし…
8. ご先祖様の地にお別れ
こうして、調べ始めてから約5ヶ月をかけて、本家訪問と本家のお墓参りをやっと果たすことが出来たのでした!
帰る頃にはすっかり陽が傾いてなんだか切ない景色に…
なんだか、ひとつやり遂げて、ちょっと心が軽くなった気がしましたね。
先祖について知らなかったことを知り、その土地に足を運ぶ。
戸籍だけでは絶対知ることが出来ないし、空気や雰囲気などその地域に行かなければ感じられないものがあります。
本家の古い写真を見て、
あー、ひい爺ちゃん、
この景色を見てたんだろうなー
この家を走り回ってたんだろうなー
などと思いを馳せると、なんとも言えない気持ちになります。
今回の本家訪問で、たくさんの事を知り、感じることが出来ました。
もし調べていなかったら、一生本家の人とは出会えなかったし、何も知らないままだったはずです。
また、今回本家の旦那さんも奥さんも歓迎してくれて、快く対応してくださいました。
昔の写真やお寺、戒名などこちらからお願いする前に全部見せてくれたり話してくれたり…
本当に感謝感謝です!(´;ω;`)
自分を見つめ直す良い機会にもなりますので、自分のルーツを知りたい方!
現地に行くのは本当にオススメ!
以上、拙い文章ですが、良かったら参考にしてもらえると嬉しいです!
最後に帰り際、あまりに綺麗だったので撮った写真でも載せときますw
ではまたー!