こんにちは!
つらたんです。
早いことに1月も、もう半分まで来ちゃいましたねー( 'ω' )
実は僕、今年に入ってから早速良い事がありまして!( ´ω` )
またね、当たっちゃったんです!懸賞!
\テッテレー♪/
わーいわーい!ヽ( ゚∀゚)ノ
おかげで次回の旅の軍資金が出来ましたー!
ありがたや~、ありがたや~(^ω^)
関連記事:【神様のお導き】諏訪大社の神様からご縁とお導きを頂きました!というお話
次はどの都道府県の神社仏閣旅をしようかなあ♪
どうせなら、なかなか行けないようなところがいいなあ♪
まあ、有休の兼ね合いもあるので、すぐには行けないですけどね…(^ω^;)
さて、今回は茨城県の神社 3社目!
北茨城にある「花園神社」をご紹介したいと思います!
実家のお墓が北茨城にあるので、年末にお墓参りをして、その帰りに立ち寄りました。
僕ね、以前からここの神社が気になってて、ずっと来たかったんですけど、なかなかタイミングが合わず来れなかったんですよね…(^ω^;)
なので、今回やっと来ることが出来ました!
それでは、詳しく紹介していきたいと思います!
目次
1. 花園神社の御由緒
花園神社の創建は、
なんと今から約1200年以上前!( ºωº ; )
延暦14年(795年)、霊夢に導かれた平安時代の征夷大将軍「坂上田村麻呂/さかのうえ の たむらまろ」によって創建されたと言われています。
上の画像の方が、坂上田村麻呂さん(享年54歳)です。
さて、みなさん!
ここで恒例!歴史のお勉強しましょっかwww
「征夷大将軍/せいいたいしょうぐん」とは何ぞや?(´・ω・`)
という事なんですが、現代では一般的に
「鎌倉幕府や江戸幕府など、幕府トップの将軍を指す役職」
というイメージですよね?
最後の征夷大将軍は、江戸幕府の第15代将軍「徳川慶喜」ですし。
でも、坂上田村麻呂が就任していた平安時代の「征夷大将軍」は、ちょっと意味も職務も違っていて、
本来は、
「蝦夷(えみし・えぞ)と呼ばれていた、昔の日本(大和政権)に属していなかった東日本の部族を討伐する指揮官」
として任命された役職だったそうです。
確かに言われてみれば「征夷」って「蝦夷を征服する」って書きますもんね( 'ω' )
また、こちらの神社は「慈覚大師/じかくたいし」の開基とも伝えられているとのこと!
え!?( ゚д゚)
慈覚大師!??
慈覚大師ってあれじゃん!
慈覚大師・円仁 (えんにん)じゃん!
僕が好きなお寺「目黒不動尊 瀧泉寺」を開基した僧で、12年に一度、御開扉される目黒不動尊の御本尊にして秘仏・不動明王像を彫ったひとおおお!!
関連記事:【目黒不動尊 瀧泉寺】12年に一度だけ!酉年本尊御開帳に行ってみた!ぶらり寺社巡り
うおー!(゚∀゚)
まさか茨城の端っこで「慈覚大師」の名が聞けるとはwww
神社なので、知っている仏教僧の名前が出てくるとは全然思っていませんでした!
当初、花園神社は神仏習合の霊場だったようで「花園山」という山号の額が掲げられており、花園山で修行を行った慈覚大師が「金剛王院 満願寺」を開基。
神仏習合の時代には「花園山大権現」と呼ばれていたんだとか。
しかし「満願寺」って良い名前だなwww
かの徳川家にも厚く信仰されていたそうですが、明治の神仏分離によって一時荒廃…(´・ω・`)
神社となって現在に至るそうです。
【御祭神】
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2. 花園神社へのアクセス
花園神社へのアクセスですが、もうね…
車一択です!(`・ω・´;)
バスもございませんwww
本当に申し訳ございませんwwwww(茨城人として)
花園渓谷という紅葉の名所近くに神社があるんですが、かなり山道を登って行かないとならないので、むしろ車やタクシーでしか行きようがないです。
車の場合は、常磐自動車道「北茨城I.C.」を降りて約25分ほど。
公共交通機関の場合は、JR常磐線「磯原駅」を降りて、そこからはタクシーで約30分くらいですかね。
ちなみに、神社の手前には公営の広い無料駐車場がありますので、自家用車でも安心ですw
3. 花園神社に到着!
北茨城市街地から、山道をクネクネと車を走らせ30分!
やって来ました!花園神社!
とりあえず、到着して感じたのは、
「山」そして「寒い」!!w
年末の山の中腹ですからね、そら寒いわなw
でも、木々の間から降り注ぐ日差しに、心地良い渓流の流れる音…
山のきれいな冷たい空気も相まって、五感を通しての癒され感がはんぱない!
ちなみに、参拝した日は真冬なので普通の山の中という感じですが、紅葉シーズンにはたくさんの人が訪れる名所となっているそうですよ!(^ω^)
4. 花園神社 鳥居
こちらが花園神社の「鳥居」になります。
かなり古ーい鳥居ですねぇ…(´°д°`)
こちらの石の鳥居は、延宝3年(1675年)のものらしいので、建立は今から約350年前!
当時の人々もこの鳥居を見ていたのかと思うと、なんだか不思議な感じがします(^ω^)
鳥居をくぐって手水を済ませ、早速境内を見ていきます。
5. 三本杉 (茨城県指定文化財)
鳥居を入ってすぐ右側にあるのが、こちらの「三本杉」!
県の指定文化財で、樹高48m、幹囲8.5m、樹齢700年とのこと!
木だけでも充分立派なのですが、特に気になったのがこちら!
・子宝・安産の御神木
真ん中の杉の木には、丸くて大きなコブのようなものがボコッと出ており、「子宝・安産の御神木」とされているそうです。
説明によると、
天に向かって真っすぐにそびえ立つ古杉。 子を授かり臨月を迎えた母の姿に育ち、 子宝・安産・夫婦円満の御利益があると親しまれております。 |
とのこと。
すげえ…こんなん初めて見た…( ºωº ; )
一体何がどうなって、こういう形になったのか分かりませんが、子宝・安産祈願にご利益がありそうですね!(^ω^)
さて、続いては楼門に向かいます。
6. 楼門
鳥居正面にあるのが、こちらの真っ赤な「楼門」です!
さすが昔は神仏習合の霊場だっただけあって、見た目がもうお寺の山門みたい!
この楼門は、1792年に再建された門だそうです。
・山王大権現
楼門の勅額には「山王大権現」と掲げられていました。
山王権現とは、花園神社の御祭神である「大山咋神/オオヤマクイノカミ」の別称となります。
「大山咋神/オオヤマクイ」は「山王権現」とも呼ばれる比叡山の神様で、慈覚大師・円仁が、比叡山 山王権現日吉大社の分霊をこの神社に勧請したんだそうです。
こういうのって知らないとスルーしがちですが、理由が分かると面白いですよね(^ω^)
・仁王像
楼門の左右には、ちょっと変わった仁王像が鎮座していました。
し…白目がねえ…w
こちらの仁王像は石で造られていました。
なんか個人的な感想であれなんですけど、左は「高倉健」、右は芸人の「ほっしゃん」に似てる気がするwww
眉毛は「石原良純」?w
楼門をくぐり、続いては「拝殿」へ向かいます。
7. 花園神社 拝殿
こちらが花園神社の「拝殿」になります!
おお!彫刻も凝っていて、豪華絢爛な感じ!!(゚∀゚)
こちらの拝殿は、1851年に建替えられているとのこと。
拝殿ではお酒をお供えし、祝詞を唱え、厳かな空気を感じながらゆっくりとご挨拶をさせて頂きました。
てか、こちらの神社は参拝者が少ないので、自然に囲まれた静かな空間で誰にも気を遣うことなく、静かに自分ペースでゆっくり参拝できるのがホント素晴らしい!
マジでこういう神社、大好きですw
8. 神楽殿
そして、拝殿のとなりにあるのがこちらの「神楽殿」です。
こちらの神楽殿も歴史は古く、延宝4年(1676年)の建立だそうです。
東京のような都市部だと歴史的な建造物が空襲によって焼失していることが多いので、これだけ古い建物が現存していて身近に感じられるってのは地方ならではですね!(^ω^)
てか、ここで僕、ひとつ思ったことがあってね?
ここの神社、神楽殿でさえこれだけ歴史ある建造物なのに、なんで拝殿や楼門含め、市や県の文化財指定受けてないんだろね?
不思議でならねえぜ…(´・ω・`)
さて、拝殿での参拝も済ませ、最後に花園神社の「本殿」へ向かいます。
拝殿の裏に階段があり、そこから本殿に行けるのですが、気付かず拝殿のみ参拝される方も多いようなので、参拝の際にはご注意くださいね!(^ω^;)
拝殿裏手の階段を登っていくと、すぐに本殿が見えてきます。
9. 花園神社 本殿
こちらが、花園神社の「本殿」です!
こちらも彫刻が立派ですねー!(*´ω`)
こちらの本殿は1832年造営とのこと。
ちなみに皆さん、中央に「三猿」が彫られてるの分かりますか?
かの有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」ですね。
神社の御祭神である「山王権現」は、猿を使者としているそうで、十二支の申(サル)から庚申信仰となり、三猿が彫られていることが多いんだそうです。
てか、僕自身「申年」なんで、ちょっとご縁感じるwww
・神猿と狛犬
本殿の左右には、「神猿像」と「狛犬」が鎮座していたんですが…
確か、
猿と犬って仲悪いんじゃなかったっけ?w
で、さらに面白かったのが、この狛犬の髪型!
よく見ると、左の狛犬はストレートで、右の狛犬はカールなんですよねw
こんなシャレオツな狛犬、初めて見たわw
10. 参拝中、突然天気が…!
本殿で祝詞を唱え、一通り参拝が終わった時です。
空からなんと!
雪が降って来たんですよ!( ºωº ; )
写真だとうまく写らなかったので、動画撮ってきましたw
何の準備もせず、急いで撮ったので手ぶれひどいですがw
しかも、
お天気雪だったんです!!(´°д°`)
神社の反対側の空は晴れているので日差しが差してるんですけど、この本殿周りに雪が降るというなんとも不思議な光景!
それも「本殿を参拝しているタイミングで」です!
なんでか分からないけど、
ワイ、歓迎されてる!!(゚∀゚)
と直感で感じて、自然と笑顔になるほど嬉しくなっちゃいましたw
自分でも不思議なんですけど、決して「なんとなくそう思った」というわけではなくて、なんて言うのかな?
もう、考える前にダイレクトに心が「歓迎されてる」と感じて喜ぶって感じ!
心が喜ぶ?魂レベルで喜ぶ?
脳をすっ飛ばして、直接心で感じた…みたいな?
頭で、
「確か神社で天気が変わるのって、歓迎の印だったなあ」
と考えて、理解して嬉しくなるのとは全然違うんです。
なぜ、歓迎されていると断言できるのか自分でも分からないんですけど、ダイレクトに心が感じているので間違いないというか…
頭ではどうしてなのか分かってないけど、歓迎されているというのは分かると言うか…
あー、うまく説明できねえwww
でも、天気が変わったってだけなのに、頭より心が先に反応するような経験は初めてだったので、自分でもビックリでした!
ちなみにお天気雪なので、きっと狐以外の何らかの動物が嫁入りしたことと思いますw
おめでとうございますw
11. 境内社
さて、本殿の参拝も終わったので、続いて境内を見ていくわけですが、花園神社には境内社がとにかくたくさんありまして…(^ω^;)
全部ご紹介出来ないので、とりましっかり分けて建てられていた2社のみご紹介したいと思います。
・厳島神社
こちらの厳島神社には、弁天様のほか、三女神と呼ばれる三柱の女神「市杵島姫神/イチキシマヒメノカミ」「田心姫神/タゴリヒメノカミ」「湍津姫君/タギツヒメノカミ」が祀られていました。
この神池より、女神が現れたという言い伝えが残っているそうですよ(^ω^)
・東照宮
こちらは説明書きがなかったのですが、額にかかれた社名から恐らく「日光東照宮」の末社かなと思います。
なので、御祭神は「東照大権現/徳川家康公」ですかね?
12. 石尊の滝
境内にある社務所の奥には、こちらの「石尊(せきそん)の滝」がありました。
落差7mの小さな滝で、こちらは残念ながら「人工瀑」らしいです(^ω^;)
ちなみに、引水は人工ですが、岩は自然のものとのこと。
ちょうどこの時期は、滝周りの草木に氷が出来ていて、すごく良い感じでしたよ♪
13. 御朱印
そしてこちらが、花園神社で頂いた御朱印となります!
社務所の裏に、御朱印授与所があるので、そちらで頂く事が出来ます。
紅葉シーズンで神社が賑わう11月には、11月1日~30日の期間限定で紅葉の印を添えた御朱印が頂けるそうです(^ω^)
初穂料は300円でした。
14. 御守り・御札
社務所にはたくさんの授与品が販売されていたんですが、なかでも個人的に気になったのがコレ!
交~通~守ぃ~!
(某猫型ロボット風)
なんか小さなお社型になってて、珍しいなあと思ってw
都内では車に乗らないんで買わなかったんですけど、もし車に乗る生活してたら買ってたなコレwww
ちなみにこれ、どうやって祀るんだろ?(・ω・)
車のダッシュボードに両面テープとかで立てんのかな?w
以上、北茨城にある「花園神社」をご紹介しました!
こちらの神社、山中にひっそりと佇んでいて、厳かな空気が漂っている印象の神社でした。
まさに、
「山の神様!」
という感じw
参拝者や賑やかな観光客が少なく、すごく静かで穏やかな時間が流れていて、聞こえてくるのは自然の音だけ!
風情もあるし、雰囲気も良いし、お天気雪も見せて頂けたしで、個人的に大好きな神社になりました( ´ω` )ノ
いやあ、もっと早くに来ておけば良かったわあ…(^ω^;)
遠方の方だと神社へのアクセスがちょっと難ありですが、自然に囲まれた気持ちの良い神社なので、気になった方は是非参拝してみてくださいね♪
ではまたー!
花園神社
〒319-1531 茨城県北茨城市華川町花園567
TEL:0293-43-9212