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神磯の鳥居が絶景!茨城県【大洗磯前神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り

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こんにちは!
つらたんです!

みなさんは初詣、どこに行かれました?(^ω^)

僕はですね、元旦に神社を5社回ってきました!

え、そんなに!?( ºωº ; )

と思われるかも知れませんが、5社と言っても全てローカルな地元の小さい神社ですw

正月にしか社務所が開いていなかったり、御朱印やってなかったり、小さなお社しかないようなところばかりなので、めっちゃ地味w

5社の距離もそんなに離れていません。

でも、今まで実家付近にある神社をきちんと参拝してこなかったのと、有名どころは人が多くて車を停めるのも一苦労なのが目に見えてたので、比較的実家の近くに鎮座している神社を主に詣でてきました。

あっ、でも参拝の手は抜いてないですよ?w

ちゃんと1社1社お酒をお供えして、祝詞を唱えてお参りしてきましたので!(^ω^)

今まではイベント感覚だったので、人気があるというか屋台が出てて人がたくさん初詣に来る「賑やかな神社やお寺」にばかり行ってましたが、地元の神社は静かで落ち着いて参拝出来るので、僕的にいい感じでした♪

あまり人も来なくて静かだし、宮司さんが祈祷したみかんや甘酒なんかも頂いちゃったりして、

あれ?こっちのほうが良いんじゃね?

とか思っちゃいましたしw

意外と近所の小さい神社って見逃しがちだけど、その土地を護ってくれている氏神様がいる神社だったりするので、御挨拶に行くのもありかも知れないですね!

 

さて、新年一発目の記事ですが、しばらくは年末年始に参拝した茨城県の神社をご紹介していきたいと思います!(^ω^)

茨城県は「魅力度ランキング」で、栄えある5年連続ワースト1という快挙を達成していたりしますが、以前から書いている通り、茨城には良い神社がいーっぱいあるんです!

じ、神社に関しては…ね…(´・ω・`)

てなわけで、今回は茨城県のおすすめ神社一発目「大洗磯前神社/おおあらいいそさきじんじゃ」をご紹介します。

もしかするとご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、こちらの神社。

「朝日が絶景なスポット」

として有名な神社なんです!

僕も今まで行ったことはなかったんですが、一度行ってみたいとずっと思っていて、年末に行って参りました!

本当に絶景だったので、マジでおすすめです!




1. 大洗磯前神社の御由緒

大洗磯前神社の由緒ですが、その歴史がすごい!

平安時代、日本で編纂された歴史書『文徳実録』によると、

文徳天皇の斉衡3年(856年)12月29日、常陸国鹿島郡大洗磯前で製塩業の者が海に光るものを見た。

次の日、海辺に二つの奇妙な石があった。

両方とも一尺ほどだった。

さらに次の日には20あまりの小石が怪石の周りに侍坐するように出現した。

怪石は彩色が派手で、僧侶の姿をしていた。

神霊は人に依って、

「われは大奈母知(おおなもち)、少比古奈命(すくなひこなのみこと)である。昔、この国を造り終えて、東の海に去ったが、今人々を救うために再び帰ってきた」

と託宣した。

とあるそうです。

つまり、大洗の磯前に「大己貴命/オオナムチノミコト」「少彦名命/スクナヒコナノミコト」が降臨し、里の人を依代(よりしろ)にして神託を授け、その地に社が創建されたのがはじまりってことですね。

ちなみに常陸国(ひたちのくに)とは、今の茨城県のこと。

大己貴命とは、国作りを行ったことで有名な「大国主命/オオクニヌシノミコト」の別名です。

また、少彦名命は、国作りに協力した神様で、小さな船に乗った一寸法師みたいな神様です。

永禄年間(1558~1570年)の兵乱によって社殿が消失し荒廃してしまったそうですが、享保15年(1730年)に水戸藩主:徳川光圀(水戸黄門)によって再興され、現在では本殿・拝殿・随神門が茨城県・大洗町の文化財に指定されているそうです。

2. 大洗磯前神社へのアクセス

大洗磯前神社へのアクセスですが、

ずえええええええええったい車!

がいいと思いますw

神社は大洗海岸沿い(県道108号沿い)にあるんですが、あまり公共交通機関の便が良くないし、お店も少ないし、なによりこの界隈には無料駐車場がたくさんあるので車が一番便利じゃないかなと思います。

この辺りは大洗水族館が有名なんで、水族館に行ったことのある方なら分かると思うんですけど、水族館がある海沿いの通りを鹿島(県南)方面に向かうイメージです。

電車の方は大洗鹿島線「大洗駅」より約2.5km、遠方から車で来られる方は北関東自動車道「水戸大洗IC」より5.5kmほどの距離になります。

3. いざ、大洗磯前神社へ!

大洗磯前神社へ出発する当日…

なんと朝4時台起き!(´-ω-`; )

最初に書いたように、この神社は、

「朝日が絶景」

なんですよ!

なので、まだ真っ暗のうちに出発して、日の出前に待機する必要があるんです。

実際には神社そのものではなく、神社の前の浜辺に「神磯の鳥居」というスポットがありまして、そこの景色が素晴らしいんです。

この神磯の鳥居は、大洗磯前神社の御祭神が降臨された地(神磯)と言われています。

徳川光圀公(かの有名な水戸黄門)がこちらの神社を参拝した際、この神磯の景観を称えて、

あらいその

岩にくだけて 散る月を

一つになして かへる月かな

意味:岩に砕けては千々に散る月影、それを又、一つの月影に戻して引いて行く大いなる波よ。

と詠まれているんだとか。

ネットで調べた日の出時間が6時40分だったので、その時間に間に合うように出発しました。

4. 神磯の鳥居

5時30頃に現地に到着し、周りを見るとすでに人がちらほら。

ベストな撮影スポットが陣取られてはまずい!(`・ω・´)

そう思った僕は、夜明け前から浜辺で待機したわけですが、

これがもうさっぶいのなんの!!((( ºωº ; )))

ヒートテックにインナー2枚、その上にダウン、そしてネックウォーマーという重装備で行ったんですが、なにも遮るものがない真冬の浜辺に暗いうちから待機ですからね…

はい、お察しですw

持ってきたペットボトルの温かいお茶も、ものの10分程度でキンキンに冷えたお茶にwww

10分もすると鼻はずるずるになるし、クシャミは出るしでなんていうかもう…

地獄ぅ…(›´-`‹ )

しかもその後がさらに地獄でしてw

時間が経つにつれ、人がどんどん増えてきたんですけど、みんな一眼レフに三脚というガチな方々ばかり!

なので、みんな三脚立ててカメラセッティングして、自分の場所を確保するわけです。

そんな時、我が身に起こった悲劇…それは・・・

突然の尿意!

そらあんた、このクソ寒い中、1時間も外で待機していた上にお茶なんか飲んでりゃさあ…

しかも僕、運転中に眠くならないように、コーヒー1本(300ml)すでに空けてるっていうね!

「いや、トイレ行けばいいじゃん」

って思うでしょ?

でも、ここでトイレに行ってしまったら、これまで寒い中守り続けてきた「マイベスト撮影ポイント」が他のキャメラマンに奪われてしまうわけですよ!!

そっ、それだけは出来ないっ!!(´°д°`)

風も強く、必死で寒さに耐える中、無慈悲にもどんどん勢いを増していく我が尿意…

1時間前、鼻歌交じりにコーヒー飲んでた自分が憎い…

常に足を動かしていないと、堤防決壊の恐れがあるレベルw

でも、足を動かす度に振動が膀胱に響いて、

んっふううううううう!(苦悶)

という悪循環w

もうその時の僕はぶっちゃけ景色とかどうでもよくなってて、心の中では、

(早く朝日登れええええ!お願いだから登れえええええ!)

とガチで唱えてましたw

それくらい本当にヤバかったの!マジで!!w

尿意をもよおし、クネクネしはじめてから約30分後、

苦労の末に撮った写真がこちら!

ヤバいよヤバいよ!(出川風)
(そして膀胱もかなりヤバいw)

いやあ、これはマジで一見の価値ありです!

本当にめっちゃキレイで、岩礁に立つ鳥居がまた神秘的ですばらしい!

こりゃ有名な撮影スポットになるはずですわw

周りが一眼装備で撮っている中、スマホだけで撮ってる自分が若干恥ずかしくもあったけどwww

なんだかんだで、50人くらい来てましたかねぇ?

本当は初日の出が良かったんですけど、この場所は元旦めっちゃ混むらしいんですよねw

車を停めるところもなくなるし、しかもこの時点では大晦日から元旦にかけて天気が良くない予報が出ていたので、大晦日前に来ることにしました。

んで、朝日もだいぶ昇った頃、本当に決壊寸前になってしまったので、走る振動に耐えながら急いでトイレへ!

お陰さまで事なきを得ましたw

きっとこれも御神徳だな、うん。

ちなみに、日中の「神磯の鳥居」はこんな感じです。

なお、この岩礁の上に建つ鳥居は、1956年(昭和31年)に建立されたものらしいので、比較的最近みたいですね。

5. 大洗磯前神社の鳥居

「神磯の鳥居」がある浜辺から県道挟んですぐ近くにこちらの大きな鳥居があり、こちらから「大洗磯前神社」に参拝が出来ます。

実はこの大きな鳥居は「二之鳥居」でして、実はもうひとつ少し離れたところ(県道108号線の入口/大洗鳥居下の交差点)に鳥居があり、そっちが「一之鳥居」になります。

昔はこの一之鳥居から神社の境内だったそうなので、当時はめっちゃでかい神社だったんですねー(^ω^)

さて、鳥居をくぐって参道を登っていきます。

そして、参道の石段の上からの眺めも素晴らしい!!

参道を登り終え、先ずは手水舎でお清めをします。

冷えた体に、この時期の手水の冷たさは堪えますなwww

そして、手水舎のすぐ先にあるのが、こちらの「随神門」です!

6. 随神門 (大洗町指定文化財)

こちらの随神門は「大洗町指定有形文化財」に指定されており、水戸藩主3代目に建てられたそうなので、恐らく江戸時代末期頃の建築のようです。

ちょっと狛犬が変わってて、陶器製でした。

陶器製の狛犬ってあまり見かけないですよね。

てか、左の狛犬の足に新しめの修復跡があったんだけど、311地震で倒れたのかな?

普通、あんなところ割れないしねぇ?( 'ω' )

地震の時、県央から県北は震度6弱~6強だったので、ありえそうだよね。

随神門をくぐると目の前に大きな「茅の輪」が作られていました。

7. 拝殿 (茨城県指定有形文化財)

こちらが「大洗磯前神社」の拝殿となります!

こちらの拝殿は本殿とともに「茨城県指定有形文化財」に指定されており、元禄3年(1690年)に水戸藩2代藩主・徳川光圀によって起工され、享保15年(1730年)に遷座したそうです。

なので300年くらい経っている社殿のようですね。

実際に参拝してみて分かったんですけど、この神社は海からの朝日の光が建物などで遮られないようになっていて、参道から拝殿の祭壇までまっすぐ光が届くようになっていました。

なので、早朝に行くとすごく神々しいし、めっちゃパワーありそう!

海からの太陽の光が、一直線に拝殿の中まで届いているのが分かりますかね?(^ω^)

8. 干支大絵馬

拝殿の横には、今年の干支の大きな絵馬が飾られていました。

どうやらこちらの大絵馬、毎年その干支が描かれ飾られているようです。

そして、ふと髄神門のほうを見ると…

( ゚д゚)!?

( ;^ω^)・・・?

えっとですね、調べてみたところ、大洗町と「ガールズ&パンツァー」というアニメの地域タイアップを記念して奉納された特大絵馬だそうですw

全くわからんwww

二次元はまあ置いといて、戦車とか描かれてるけど、神社的にいいのかこれwwww

9. 神馬舎

境内には、馬の木像が置かれた「神馬舎」がありました。

神馬とは神様が乗る馬のことで、神社には木製や金属製などの神馬像が奉納されていたりしますが、こちらの神馬像…

顔がなんか嫌w

なんか「ブヒヒン」つって上から笑われてる感がすごいw

なんかエロそうだしw

そして目が怖い!w

御神馬様に対して失礼なのは重々承知しておりますが、なんか無性にイラッとくるうwwww

何わろてんねんwww

10. 軍艦那珂忠魂碑

髄神門手前の左手に行くとあるのが、こちらの「軍艦那珂忠魂碑」です。

軍艦 那珂(なか)は、日本海軍の軽巡洋艦で、艦名は茨城県を流れる那珂川に因んで命名された艦とのこと。

1944年2月17日に、軽巡洋艦阿賀野救援のため出動したところトラック島空襲に遭遇。

アメリカ軍の攻撃を受けて沈没し、救助された210人の他、約240人が亡くなられたそうです。

神社やお寺に行くと慰霊碑や鎮魂碑をよく見かけますが、こういうものを見て戦争当時のことを思い出したり、当時の方々の犠牲の上に今の平和があることを感謝せねばですね。

合掌…(-人-)

11.  境内社

・清良神社/せいりょうじんじゃ

二之鳥居を入ったすぐ右側には、こちらの「清良神社」が鎮座していました。

こちらの神社には、戦国末期の天正年間(1573~1592年)に非業の死をとげた「小幡宥円」が祀られ、小幡氏の祟りをおさめる鎮魂のために置かれた神社とのこと。

「小幡宥円」という人物について詳しくは分かりませんが、この地を治めていた小幡城主だったらしく、大洗へ参詣に来た際、対立関係にあった水戸城主「江戸氏」により不意打ち(弓で射殺)をくらい、非業の死を遂げた人物だそうです。

小幡宥円の死後、多くの祟りがあったんだとか。

特に嫌な感じはしなかったですけど、ちょっと独特?というか、近寄りがたい雰囲気はありました(^ω^;)

・神池

こちらは清良神社のすぐ隣にある「神池」です。

明治時代の絵図にはこの近辺に「目晒しの井/めさらしのい」という、眼病を治す水が湧いていたと伝わっているとのこと。

うーん…池というより、コンクリートで固められた貯水池って感じでしたがw

・烏帽子厳社

こちらは神社駐車場の一角にある「烏帽子厳社」で、小さなお社の後ろに大きな岩があります。

「烏帽子岩/えぼしいわ」と呼ばれる岩で、その神霊を祀っているんだそうです。

たしかに「烏帽子」っぽい…?

他にも、常陸国二宮「静神社/しずじんじゃ」や水天宮、八幡宮など、たくさん境内社もあるそうなのですが、現在境内で工事が行われているようで、本殿含め、あまり隅々まで見れませんでした…

残念…(^ω^;)

12. 御朱印

こちらが、大洗磯前神社で頂いた御朱印になります!

はあ…字がかっこいい…(*´Д`)

初穂料は300円でした。

また、御朱印と一緒に、B5サイズのクリアファイルも頂けましたよ!(゚∀゚)

13. 御朱印帳

そして、こちらが大洗磯前神社のオリジナル御朱印帳です!

神磯の鳥居があしらわれていて、まさにここでしか買えないデザインですねー♪

もし、朝日が昇るデザイン(赤・オレンジ系)があったら、たぶん買っちゃったかもw

朝日がとてつもなく映える美しい鳥居なので、朝日デザインの御朱印帳、僕的にいいと思うんですよね!

さらに、御祭神が岩礁に降臨しているデザインだったら、マジ胸熱なんだけどなあw

どうでしょう?大洗磯前神社さん!(提案w)

初穂料は1000円でした!




以上!「大洗磯前神社」をご紹介しました!

みなさんいかがでした?

神磯の鳥居!

きれいなだけじゃなくて、すごく神秘的だと思いませんでしたか?(^ω^)

あ、そこに神居そう!

みたいなw

これを目の前で見ると、かなり神域感すごいですよ!

特に冬の時期は、絶え間ない波の音と冷たくて澄んだ空気が荘厳で、一段と神域っぽさを感じます。

夏に行くより、冬のほうがそういう空気を強く感じられそうな気がしますね(^ω^)

まあ、僕から言える注意事項と言えば、

  • 直前にトイレに行っておく。
  • 利尿作用のある飲み物(カフェイン)は控える。

の2点ですかね?w

でないと地獄見ます、地獄w

この辺りはずーっと広い浜辺が広がっていて、初めて神磯の鳥居に行かれる方は場所が分かりにくいと思うので、記事の下に住所とマップを神社とは別に入れておきました。

Googleのナビアプリや車のナビに住所を入力すれば、迷わず行けると思いますので、是非参考にして頂ければ。

本当にきれいな場所なので、みなさんも機会があれば是非行ってみてくださいね!

ではまたー!

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大洗磯前神社 神磯の鳥居

〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8249−1



大洗磯前神社

〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
TEL:029-267-2637

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