こんにちは!
つらたんです!
あー、そろそろ来るね…
花粉の季節がっ!!(›´-`‹ )
毎年この季節は、憂鬱なんだよなあ…
目はかゆくなるし、鼻はムズムズのズルズル。
鼻をかみすぎるとヒリヒリするし、突然クシャミとか出やがるし…
あー、やだやだ、ホントやだ(´・ω・`)
でも、今年の花粉はどうやら超少ないらしいんですよね。
昨年の夏に雨ばっか降ってたから、日照不足であまり花粉が飛ばないって、池上彰先生が言ってますたw
マジで頼むよ!池上さん!w
さて、今回ご紹介する神社は東京都杉並区にある「磐井神社/いわいじんじゃ」です。
こちらの神社、そこまで大きな神社ではないのですが、実は「変わった限定の御朱印が頂ける」と聞きましてw
なんか、御朱印収集家の間では結構有名な神社らしいんですよね( 'ω' )
ここのところ、初めて参拝する神社やお寺で珍しい御朱印を頂いていなかったので、久しぶりに限定御朱印を頂ける神社に足を運んでみました(^ω^)
御朱印も華やかで楽しめますが、神社の境内もスッキリしていて雰囲気も良い場所でした!
それでは、詳しく書いていきたいと思います!
目次
1. 御由緒
出典:国立国会図書館ウェブサイト 江戸名所図会より
今回参拝した「磐井神社」の創建年代は不明だそうですが…
- 社伝によると、敏達天皇二年(573年)に創建と伝えられている。
- 寛平4年(892年)年に編纂された「三代実録」に、貞観元年(859年)に磐井神社を武蔵国の八幡社総社に定めたとある。
※武蔵国と言うのは、今の東京都・埼玉県・神奈川の一部です。 - 平安時代に編纂された「延喜式」の神名帳に磐井神社が記載されている。
とのことなので、つまり…
古墳時代から飛鳥時代にかけての創建ってこと…?( ºωº ; )
この辺りの時代は日本にまだ文字が存在してなくて、中国の歴史文献にも日本について書かれていないらしく、時代の詳細が分かっていないんだって。
なので、記録が残らない時代に建てられた神社だから、創建が分からないってのも納得ですよねw
なお、神社の社宝である「鈴石」に由来し、江戸時代には「鈴の森八幡宮」とも呼ばれていたんだとか。
江戸時代には、徳川家の将軍も参詣したことが記されている由緒のある神社だそうですよ!(^ω^)
2. 御祭神
磐井神社には、以下「5柱の御祭神」が祀られています。
|
ちなみに、御祭神である「応神天皇」とはこの方なのですが…
うーん…
天皇なのに、なんか花がない絵ですねぇ…(´・ω・`)
ということで、ちょっと可愛くしてみたw
あー、色んな意味で失敗だこれ…(´・ω・`)
なんでこの時代の天皇がこの神社の御祭神として祀られてるのか、色々と調べてみたんですが…
笑っちゃうくらい、全っ然分かりませんでした!(´°д°`)
カスリもしねえ!とはまさにこのことw
教えて!偉い人!w
3. アクセス
磐井神社へのアクセスですが「JR京浜東北線 大森駅」の東口を出て徒歩10分くらい。
「京浜急行電鉄 大森海岸駅」からであれば、徒歩3分くらいで行けます。
大森駅を使う場合はそこそこ歩くので、ナビアプリを見ながら歩いて行くと迷わなくていいですよ!(^ω^)
駅から歩いて大通りに出ると、目的の神社が見えてきます。
4. 鳥居
こちらが、磐井神社の「鳥居」になります。
僕が神社に着いたのが、朝8時頃だったので、ほとんど人はいませんでした。
朝早くに参拝する神社ほど、気持ちいいものはないですからね〜♪(*´ω`)
午後に参拝すると人が多かったり、神社の空気感がなんとなく弱く感じたりするので、僕は朝早くに行って午前中に参拝を済ませる事が多いです。
早速手水を済ませて、拝殿に向かいます。
5. 拝殿
こちらが、磐井神社の「拝殿」になります!
磐井神社の社殿ですが、実は結構波乱万丈でして…
|
なので、時代に翻弄された神社でもあるわけですね…(^ω^;)
燃えて、建てて、燃えて、建てて…みたいな?w
むしろ、
火防・火伏せの神様をお祀りしたほうがいいんじゃなかろうか…(´°д°`)
と思わずにはいられないレベルw
ちなみにこちらの神社、狛犬がちょっと変わってまして。
子どもの獅子が3匹ずつ(全部で6匹)いて、足元でじゃれついてるんですよw
キューン…(*´ω`*)
そこから「子宝の象徴」として親しまれている狛犬なんだそうですw
そして、こちらが磐井神社の「本殿」です!
本殿は境内から近くに行って見ることが出来ないので、一度境内を出て、ぐるっと裏に回ると見ることが出来ます(^ω^)
拝殿ではお酒をお供えし、祝詞を唱えてご挨拶しました。
てか、ゆっくりお話出来るし、祝詞も落ち着いて奏上できるし、やっぱ朝早い参拝はいいですねー♪
6. 御神木
さて、拝殿の右手には大きな「御神木」があります!
木そのものも立派なのですが、こちらの御神木には特徴がありまして。
実は…
空襲の焦げ跡が残っている御神木なんです!( ºωº ; )
あまりの生々しさに、色々と考えさせられますね…( ゚д゚)
焦げ跡周りの樹皮は白化していて、既に枯れてしまっているようでしたが、反対側は普通の樹皮で枝もたくさん伸びていました。
現代を生きていると戦争って遠い過去の出来事で、つい自分には関係がない事のように考えがちですが、こういう当時を伝えるものって貴重だし大切ですね。
戦争の痕跡を身近に感じて、改めて考えさせられるような御神木でした。
7. 神楽殿
拝殿の右側にあるのが、こちらの「神楽殿」です。
正直、結構現代的な感じw
説明書きがなく、建立などは分かりませんでしたが、扉を見る限りアルミサッシだよな?これw
8. 海豊稲荷神社
そして、神楽殿の右隣には、こちらの「海豊稲荷神社」がありました。
んー、こちらも説明書きがなかったので詳しくは分かりませんが「海豊稲荷」という社名は他に見当たらなかったので、恐らくこの地域で生まれたお稲荷さんなんだと思います。
今でこそ磐井神社の前は埋め立て地になっていますが、昔は海だったことを考えると、その社名から祀られた理由がなんとなーく分かりますよね(^ω^)
恐らく、
「豊漁」「海上・航行安全」あたりが御利益なのかな?
と思いましたw
9. 笠島弁天社
拝殿の左側には「笠島弁天社」がありました。
小さいながらも、きちんと弁天池があって本格的w
こちらの弁天様は「東海七福神巡り」の弁天様なんだそうです。
また「笠島弁天社」という名前の由来ですが、万葉集の時代に神社周辺が「笠島」と言う地域名だったそう。
万葉集のには以下の歌が出てくるのですが、
草陰の 荒蘭の崎の 笠島を 見つつか君が 山路越ゆらむ |
この笠島とは、こちらの弁天様を指したものと伝えられているとかなんとかw
10. 鈴石・烏石と江戸文人石碑群
そして、拝殿の右側にはたくさんの「石碑」がありました。
ここには、江戸時代の文化人達の筆塚や書学碑が置かれているそうです。
へぇーと思いながら、プラプラ見ていると…
なにこれ…?( 'ω' )
自然石ではなさそうだよね?w
他にも頭のない狛犬?みたいな像なんかもあったりして、どういう石がどういう理由で置かれているのか、ぶっちゃけよく分かりませんでしたw
なお、こちらの神社には、社宝となっている「鈴石」や、江戸時代の書家:松下鳥石が寄進した鳥の模様のある「鳥石」という石があるのですが、残念ながら非公開で見ることが出来ませんでした。
そんなもったいぶらなくても良いのに…(´・ω・`)
社宝になっている「鈴石」は、聖武天皇の時代(701年〜756年)に、武蔵国の国司(大和朝廷が諸国に赴任させた地方官)だった石川年足朝臣が「宇佐神宮」に行った際、神告によって「鈴石」を授けられ、その孫にあたる「中納言豊人卿」によって、こちらの神社に納められたと伝わっているそうです。
11. 限定御朱印
さーて、お待ちかね!
こちらが磐井神社の「限定御朱印」になります!
・節分・初午限定/如月(2月)限定 御朱印
おおー!めっちゃ華やか!(゚∀゚)
左が節分限定、右が2月限定の御朱印です。
いやあ、こんな派手目な御朱印、久々に頂きましたw
毎月、その月によってデザインの違う御朱印が頂けるそうですよ!(^ω^)
- 如月限定御朱印:2月
- 節分・初午限定御朱印:2月1日〜2月14日まで
※上記は2018年時点の頒布日です。
・月詣り限定 御朱印
こちらは、月詣りの日にしか頂けない御朱印です。
僕が参拝した日は該当の日ではなかったので、上の画像は見本を撮影してきました。
- 月詣り限定御朱印:毎月1日・15日のみ
※上記は2018年時点の頒布日です。
・友禅紙 限定御朱印
あと、こちらには友禅紙に書かれた、それはもうド派手な御朱印があります。
もじもじしながら、社務所の方に、
「あの〜…友禅紙の御朱印はありますか?」
と聞いてみたんですけど、
「もう全部出ちゃったんですよ〜」
と言われちゃいまして…(^ω^;)
なので、残念ながら頂くことが出来ませんでした(´;ω;`)ブワッ
この日は朝一番に参拝したのですが既にないとの事だったので、どうやら日単位ではなく、期間で準備数があるみたいですね。
もし今後、頂く機会があれば、こちらにアップしたいと思います!
・その他 限定御朱印
こちらの神社はほかにも、たくさんの種類の御朱印があるみたいですw
- 新春 御朱印:1月1日~31日まで
- 干支 御朱印:1月16日~31日まで
- 東海七福神「弁財天」御朱印:1月1日~15日まで
※上記は2018年時点の頒布日です - 夏越大祓 御朱印:6月25日〜7月2日
- お月見 御朱印:9月16日〜10月9日
- 例大祭 御朱印:例大祭は8月初週の週末3日間
※上記は2017年時点の頒布日です。
種類多すぎwwwww
もしかすると、他にもあるかも?w
僕が参拝した2018年2月の御朱印の頒布日については間違いありませんが、それ以外に記載している御朱印の頒布日は全て過去のものなので、ご参考までw
御朱印を頂きたい方は正しい頒布日を確認の上、参拝してくださいね!(^ω^)
↓こちらの公式サイトで御朱印の頒布日を確認できます。
・御朱印 受付時間/初穂料
- 受付時間:9時〜17時
- 初穂料:300円
というわけで以上!
今回は変わった限定御朱印が頂ける「磐井神社」をご紹介しました!
僕はどちらかと言うと、シンプルでごつい御朱印が好きなんですけど、たまにこういう華やかな御朱印を頂くと、御朱印帳が彩られてまた違った楽しみ方が出来ますね(^ω^)
季節ならではの要素が入っているのも、限定御朱印ならではだと思います♪
あっ、そうそう!
磐井神社の境内にも書かれていましたが、御朱印を頂く際には、
「必ず参拝を済ませてから」
にしてくださいね!
これは当たり前のマナーですので、どこの神社仏閣でも同じです( 'ω' )
関連記事:【御朱印】今さら聞けない御朱印のあれこれ!基礎知識やマナー、注意事項は?
きちんとマナーをわきまえた上で、御朱印集めを楽しんでもらえればと思います!(^ω^)
ではまたー!
磐井神社
〒143-0016 東京都大田区大森北2丁目20−8
TEL:03-3761-2931
御朱印アートブック (一生に一度は頂きたい美しい御朱印・珍しい御朱印!(こよみ出版))