霊感ゼロでも運気が上がる!ガチ初心者が綴るスピリチュアルな神仏ブログ

毎日つらたん。

ぶらり寺社巡り 神社 茨城県

樹齢800年の太郎杉が見事!茨城県常陸太田市【武生神社】行ってみた!ぶらり寺社めぐり

更新日:

こんにちは!
つらたんです。

今回は、茨城県常陸太田市にある「武生神社/たきゅうじんじゃ」をご紹介したいと思います!

いやはや、今年のゴールデンウィークに参拝した神社なんですけどね…?

もう7月だよ!!:(;゙゚'ω゚'):

っていうw

でも、とっても良い神社だったんで、遅くなってもちゃんと記事にしたかったんですよねー♪

武生神社は、武生山(459m)の山頂部近くに鎮座している神社で、前々々回の記事「鷲子山上神社」と、前々回の記事「東金砂神社」と同じ日に参拝してきました。

先に参拝した感想を言っておくと、

こちらの神社も気持ち良かったですよ~(^ω^)

終始一人でゆっくり参拝出来ましたし、

自然!歴史!静けさ!

の三拍子が揃った、穴場的神社でした!

因みに、神社についてネットで調べてみると、検索予測が出てくるのですが…

ん??(´・ω・`)

こっ、これはwwwww

「常陸」が読めなくて、頑張って調べたの痕跡なのかなー?

確かに、遠方の方は読みが分からない方もいらっしゃるかもですね。

「常陸=ひたち」と読みますw

地名ってキラキラネーム並みに漢字と読みが一致しないからねー(^ω^;)

てか、逆になんて読むん?この漢字…w

っていうw

それでは、先ずは神社の御由緒から書いていきたいと思います!(`・ω・´)+




1. 御由緒

武生神社の御由緒ですが、神社の北に「武生山」という山があり、初代天皇:神武天皇の時代、御祭神である「大戸道尊/オウトノジノミコト」がその山に降臨したと伝えられているんだとか。

その後、大宝元年(701年)、修験者の開祖「役小角/エンノオヅノ」が神霊を武生山上に祀ったのが始まりとのこと。

神武天皇の時代って、鹿島神宮の創建(紀元前660年)と同じころじゃん!!

有名な神社ではないのに、歴史ヤバいですねー!!w

神社の歴史における、主なトピックはこんな感じ。

大同元年 (806年)平安時代の武将:坂上田村麻呂が社殿を造営。
永正7年 (1510年)「滝生山明王寺」が建立され、両部神道(神仏習合思想)の道場に。
それにより、東清寺(現在の東金砂神社の場所に存在していたお寺)の僧が神社に奉仕。
江戸時代徳川光圀(水戸黄門)の命により、元の修験道に戻される。
この頃は「武生山飯綱大権現」と呼ばれる。
明和8年 (1771年)神託があり、その通りに掘ると境内の地中から宝剣が出土。
仮殿を造り納める。

武生神社は、前回ご紹介した「東金砂神社」と位置的に近い神社なんですけど、東金砂神社同様、こちらも神仏習合の場だったんですねー( 'ω' )
関連記事:72年に一度の祭!?茨城県常陸太田市【東金砂神社】行ってみた!ぶらり寺社めぐり

しかも、東金砂神社がお寺だった頃、そこのお坊さんがこの神社に奉仕されていたってのも興味深いですw

そっかー、現代では考えられないですけど、当時はお坊さんが神社にお勤めしている風景ってのもあり得たんですねーw

2. 御祭神

こちらの神社の御祭神は「大戸道尊/オウトノジノミコト」という神様になります。

ほう、初めて聞く名前…(´°д°`)

なんかその字面から、戸締りを司ってそうなイメージw

日本書紀では「大戸道尊」、古事記では「意富斗能地神/オオトノジノカミ」と書かれているとのこと。

どういう神様かと言うと、日本書紀や古事記で「神世七代/かみのよ ななよ」に登場する男神です。

神世七代とは、日本神話の天地開闢(てんちかいびゃく/世界の始まり)の際、世界を生成した七代の神の総称になります。

古事記の神世七代をまとめるとこんな感じ。

神世七代
一代目国之常立神/クニノトコタチノカミ天地開闢の最初に現れた神
二代目豊雲野神/トヨクモノノカミ雲や野の出現
三代目宇比邇神/ウヒヂニノカミ須比智邇神/スヒヂニノカミ土や砂、土壌の誕生
四代目角杙神/ツノグヒノカミ活杙神/イクグヒノカミ生物が登場
五代目★意富斗能地神/オオトノジノカミ大斗乃弁神/オオトノベノカミ大地が完全に凝固
六代目淤母陀琉神/オモダルノカミ阿夜訶志古泥神/アヤカシコネノカミ人体・意識の完備
七代目伊邪那岐神/イザナギ伊邪那美神/イザナミ国産み、神産み

〇代目は現れた順を表し、緑が独神、青が男神、ピンクが女神、一番右のマスが「天地開闢」の内容(解釈)になります。

まあ、解釈には諸説あって、明確ではないそうですが( 'ω' )

そして、5代目の男神がこの神社の御祭神ですね!

えーっと、5代目の内容が「大地が完全に凝固」ってことは…

麻婆豆腐における、片栗粉的な役回り?w

てか、日本書紀や古事記の時代に書かれたってことを考えると、結構地球や生物の成り立ちに近しいのが興味深いですよねw

3. アクセス

さて、武生神社へのアクセスですが、ここは完全にぃー…

ええ!車一択ですわ!w

それからですね、神社へ繋がる道の入口が、

クッソ分かりにくかったです!!w

武生神社へ行くには、県道33号線から「武生林道」を通る必要があるのですが…

この入口がメチャンコ分かりにくい!!!(´;ω;`)

僕はナビを使っていたにも関わらず、ナビが曲がるようにと指示する場所にそれらしき道がないんですよ!w

あるのは、ほっそ~い私道みたいな道のみ…

まさかココじゃないよねぇ~?アッハハ~(^ω^;)

と思い、県道を行ったり来たりを10回くらい繰り返した結果…

こっ、ココしか道ないんだけど…:(;゙゚'ω゚'):

という結論にw

運転中は気づきませんでしたが、よーく見て見ると…

ああ…

やっぱここだあ…(›´ω`‹ )

みたいなw

仕方なく林道に入っていくと…

道細っせえな、オイ!!!Σ(゚д゚ ; )

対向車が来たら泣くしかないような、細い参道をクネクネしながら登っていきます。

林道に入ってから2、3分くらいかな?

やっとこさ比較的広めの道に出て、

少し進んだところに目的の神社がありました!!

因みに公共機関を使う場合は、

JR水郡線 常陸太田駅

茨城交通バス「下高倉行」で50分

「武生山入口」で下車して、徒歩30分

…だそうですw

なんという無理ゲーwww

4. 鳥居

さて、こちらが武生神社の「鳥居」になります!

いやあ、知らなかったら普通に通り過ぎちゃいそうな佇まいですねw

鳥居をくぐると、右側に竹林がある参道になっていて、

参道をさらに進むと、

石段と石灯篭が見えてきます。

ここからの眺めはこんな感じ(^ω^)

やっぱ結構高いところにある神社なんですねー♪

あ、そうそう。

参道の先(奥)にもうひとつ赤い鳥居があったんですけど、こっち側には神社に続く道がなかったので、なんでここにあるのか分かんなかったんですよねーσ( 'ω' )

なんのための鳥居なんだろ?σ( 'ω' )

うーん、謎…w

5. 仁王門

こちらが武生神社の「仁王門」になります。

おお、神仏習合の名残が強いですねー(゚∀゚*)

こちらに祀られている仁王像は、正徳6年(1716年)に造られたもので、大仏師「雲恵」の作とのこと。
(どういう方か分かりませんがw)

また、こちらの仁王門にも歴史があって、享保20年(1735年)に再建されたものなんだそうですよ(^ω^)

仁王門から続く石段を登っていくと、なにやら建物が見えてきました!

石段の下から見ると、木造の屋根が見えたので、

お?あれが社殿かな?(^ω^)

と思って登ってみると、拝殿は一番奥にあり、

見えていた屋根は、なんと「鐘楼」でしたw

これは、神仏習合の場だった名残なのかな?

てか、神社にある鐘楼って、いつどういう時に使うんでしょうねー?

まさかお寺じゃないんだし、大晦日に鳴らさないよね??w

6. 社殿

はい!そして、こちらが武生神社の「社殿」になります!

どうです~?

静かで落ち着く、良い雰囲気じゃないですか?(^ω^)

そして、写真からでも感じられると思いますが、優しい雰囲気がする境内ですよね。

拝殿の両脇には奉納された石灯篭があり、よく見ると…

刻まれた年号が「文政二年 (1819年)」となっていました。

長い歴史を感じますよね。

また、掲げられている社紋は、常陸の国(現在の茨城県)を治めていた佐竹氏の「五本骨扇」ですね。

因みにこの扇に描かれている中心の赤い丸ですが、実はこれ「日の丸/太陽」ではなくて「月」なんだって!

いやあ、僕も太陽かと思ってましたw

でも、この扇のデザインって、日本国旗とアッパレ的なニュアンスがあるので、そりゃ太陽だと思っちゃうよねw

そして、こちらが境内入口にいた狛犬なんですが、

右側の狛犬の隣に、なんだかちっこい狛犬がちょこんと鎮座w

理由はよく分かんないんですけど、白いもので目が隠されていましたw

しっかりと埋め込まれているようですけど、一体何のために…?(^ω^;)

そして、こちらが「本殿」になります!

現在の本殿は天明6年(1786年)に再建されたもので、市の指定文化財に指定されているんだとか。

今から約230年前に建てられた本殿ってことですね!

色鮮やかな色彩と彫刻が見事でした!(^ω^)

7. 太郎杉

そして、もうひとつ!

こちらの神社には、おすすめの見どころがあります!

本殿を左側から回ると、その先に存在感がハンパない巨木がっ!!( ゚д゚)

おおおおおっ!!

圧倒される~!!

こちらは「太郎杉」という御神木で、市の指定文化財に登録されている巨木になります!

なんと樹齢約800年!

高さ35m、幹周5mもあるそうで、昔は木の上に旗を立て、集落の人々に休日を知らせたりしていたんだそう。

当時からそれだけ大きな木だったんですねー(^ω^)

8. 御朱印

さて、それでは最後に「御朱印」を頂き~…

たかったんですけど、残念ながらこの日は頂けませんでした(^ω^;)

神社のすぐ下に宮司さんのご自宅兼社務所があって、そちらで御朱印を頂く事が出来るのですが…

僕が行った時に人の気配が全くせず…(´・ω・`)

呼び出し用のこちらのベルを、2~3回チリンチリンと鳴らしてはみたものの…

どなたも現れず…(´・ω・`)

なので、スッパリ諦めましたwww

まあ、御朱印欲しくて参拝してるわけじゃないしなw

在宅はしてる感じだったんだけどなあー?

裏で作業とかされていたのかな?

皆さんも参拝される場合は、そういう事があるかも知れないので、一応頭に入れておいた方が良いかもです(^ω^;)




以上、今回は茨城県常陸太田市「武生神社」をご紹介しました!

自然豊かな山の中にあって~( ˘ω˘)

古来からの長い歴史があって~( ˘ω˘)

参拝客に出会う事もない~( ˘ω˘)

という、まさに自分好みの神社でした!w

いいよねぇー、こういう静かな神社…

ホント癒されます♪

あ、でもこれからの時期は虫よけ必須ですかねw

歴史を感じる神社以外に、太郎杉もすごく立派で圧巻ですので、是非お近くに行かれた際には足を運ばれてみてくださいね!(^ω^)

ではまたー!

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ



武生神社
〒313-0352 茨城県常陸太田市下高倉町2268
TEL:0294-87-0789

レクタングル

レクタングル

-ぶらり寺社巡り, 神社, 茨城県
-, , , ,

Copyright© 毎日つらたん。 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.