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東京で戸隠神社を祀る代表的スポット!文京区湯島【湯島天満宮】行ってみた!ぶらり寺社巡り

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こんにちは!
つらたんです。

さて今回は、関東を代表する天満宮であり、関東三大天神のひとつとも称される有名な天満宮!

「湯島天満宮/ゆしまてんまんぐう」

をご紹介したいと思います!

もうドチャクソ有名な神社なので、行ったことないけど名前は知っているという方も多いのではないかと思います(^ω^)

今回僕がこの天満宮を参拝しようと思ったのには、実は理由がありまして。

実はこちらの神社、長野県にある「戸隠神社」と主祭神が同じで、戸隠神社を東京で祀る代表的なスポットなんですよ!

天満宮って言うから、てっきり「菅原道真公」だけが主祭神かと思ってたんですが、菅原道真公は後世になって合祀されたそうで、元々は戸隠神社の主祭神が祀られた古社だったんだそうです。

僕は2年前に戸隠神社を参拝しているので、
関連記事:パワースポット5社1日巡り!長野【戸隠神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り~信州長野編~

これは行かねばああああああ!!o(゚∀゚*)o

ってなりましてw

都内の神社って江戸から昭和にかけて、天災や戦災で場所を移している神社が多いんですが、湯島天満宮は創建当時からずっと同じ場所にある神社なのも魅力的♪

てなわけで、今回は湯島天満宮について詳しく書いていきたいと思います(^ω^)




1. ご由緒

社伝によると、雄略天皇2年1月(458年)、雄略天皇の勅命によって創建された神社とのこと。

こっ…

古墳時代じぇねえか!!!Σ(゚д゚ ; )

古墳時代ってまだ文字がなくて文献が残っていない時代なんですが、なんで創建年代が分かったんだろうね?w

元々は長野県にある戸隠神社のご祭神「天之手力雄命/あめのたぢからをのみこと」を祀る神社として建てられたそうですが、その後の正平10年(1355年)、住民の請願によって「藤原道真公」が合祀され、今の形になったそうです。

また、明治以前は、前回の記事で紹介した上野にある「東叡山 寛永寺」が別当寺を兼ねていたんだとか。
関連記事:パワースポット5社1日巡り!長野【戸隠神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り~信州長野編~

湯島天満宮は、上野の不忍池と目と鼻の先ですからねー(^ω^)

別当寺になっていたのも納得です!

因みにこちらの神社、天正19年(1591年)には、徳川家康公から土地の寄進を受けているんだとか。

また、元禄16年(1703年)に神社は一度火災で全焼したそうですが、翌年の宝永元年(1704年)には、徳川綱吉公から金五百両の寄進を受けているとのこと。

神社に金五百両ですよ、奥さん!!!( ゚д゚)

時代によって当時の相場は変わるそうですが、金一両は大体4~7万円ほど。

仮に金一両を5万円とした場合、現在価値にして、

約2千5百万円!!

やべえwwwww

フェラーリ買えちゃうwwwww

なので、かなり徳川家からも篤い崇拝を受けた神社なんでしょうね~(^ω^)

また、江戸当時は幕府公認の富くじを境内で売っていたそうで、宝くじ普及の地でもあるそうです!

金運上がりそうだぜ…ぐへへ…

ずっと「湯島神社」という社名だったそうですが、平成12年(2000年)に「湯島天満宮」に改称し、現在に至るそうですよ。

2. ご祭神

ご由緒でも書きましたが、湯島天満宮のご祭神は以下2柱の神様になります。

天之手力雄命/あめのたぢからをのみことアマテラスの岩戸隠れの際、岩戸からアマテラスを引きずり出したというパワフルなメンズの神様。
きっとマッチョに違いないw
菅原道真公/すがわらのみちざねこう平安時代の貴族・政治家だった方。
学問・書・詩文に秀でていたことから、全国の天満宮で学問の神様として祀られている。

まさか東京で「天之手力雄」を主祭神とする有名な神社があるなんて!!

戸隠神社を参拝した身としては、なんだか嬉しくなっちゃいますねー(^ω^)

お久しぶりです!

みたいなw

そして、僕的に面白いなあと感じたのが、ご祭神のイメージが正反対であること。

僕の中で「天之手力雄命」は筋骨隆々で脳筋なイメージなんですが、それに反して「菅原道真公」は文科系というか、家の中で学問書を読んでいるようなヒョロ~っとしたイメージなんですよねw

「天之手力雄命」は日本神話に出てくる生粋の神様なのに対して「菅原道真公」は元人間ですしw

なんかギャップが面白いwww

因みに「菅原道真公」って、学問の神様だからかインテリなイメージありますが、実は政敵から陥れられ、無念を抱いたまま最期を迎えた人物でもあります。

道真公が亡くなった後、京都では疫病や天災などが相次いだことから道真公の怨念として恐れられ、それで怨霊を鎮める目的で京都に「北野天満宮」が建立されたんだとか。

そして、全国に天満宮が広まっていったそうです。

なので、天満宮のはじまりには、結構ドロドロした経緯があるんですねー(^ω^;)

ていうか…

学問関係なくね?(´°д°`)

3. アクセス

さてさて、湯島天満宮へのアクセスですが、上野駅の隣駅付近にある神社ということもあって、かなりアクセスしやすい場所にあります。

僕は今回「上野御徒町駅」から行きましたけど、ぶっちゃけどこからでも行けます(^ω^)

東京メトロ千代田線 湯島駅3番出口から徒歩2分
都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅A4出口から徒歩5分
東京メトロ銀座線 上野広小路駅A4出口から徒歩5分
JR山手線 御徒町駅北口から徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅徒歩9分

仮に上野駅から歩いたとしても、12~13分ほどで着いちゃいますw

4. 表鳥居

駅から歩くこと数分、湯島天満宮に到着しました!

こちらが「表鳥居」になります。

この表鳥居は銅造の鳥居で、寛文7年(1667年)に寄進されたものとのこと。

歴史やばい!(゚∀゚) 

この鳥居は、都内にある鳥居の中でもかなり古い部類に入るそうで、東京都の指定有形文化財に指定されているとのこと。

因みにこの鳥居、台座部分に小さな狛犬がくっついていましたw

かわええ…(*´I `*)

5. 天神石坂・唐

続いて境内へ~…と行きたいところですが、実はこちらの神社、表鳥居以外に別の入口がいくつかあります。

せっかくなので、そちらも紹介したいと思います。

・ 男坂

こちらが「天神石坂(男坂)」になります。

この石段は38段あるらしく、古来から参拝のための坂に使用されていたそう。

昔の錦絵にも、この坂が書かれています。

で、ビックリなのがこちら!

上の錦絵の奥に見えている池が「不忍池」です。

昔はこの石段から、上野公園の不忍池や弁天堂が見えていたみたいなんですよね!

今ではコンクリートの建物しか見えませんが、当時は綺麗な景色だったんでしょうねー(^ω^)

・女坂

で、こちらが「女坂」です。

男坂とは異なり、階段に踊り場が設けられているのが特徴ですね。

なので、男坂よりも緩やかなんですが、ぶっちゃけ男坂のほうが38段程度ですし、サクッと境内に入れますw

・唐門

そしてこちらが、神社の裏手にある「唐門」です。

こちら側から入ると、拝殿の前に本殿を先に目にする感じになります。

んー、恐らく正式な参拝経路としては「表鳥居」からなのかな?σ( 'ω' )

6. 撫で牛

早速手水をしようと手水舎に向かうと、

手水舎の隣にデーーーンと座っていたのが、こちらの「撫で牛」です。

なぜここに牛が…?( 'ω' ; )

と思ったら、どうやら菅原道真公の神使が「牛」なんだそう。

なんでも、菅原道真公が亡くなる時の遺言で、

「自分の遺骸を牛にのせて人にひかせずに、その牛の行くところにとどめよ」

と残したそうで、道真公が亡くなった後、牛に歩かせて止まった場所を道真公の墓所に定めたんだそうです。

なるほどー、こういう置物にもきちんとした由緒があるんですねー(゚∀゚)

特に、左側にある撫で牛はすごく古そうな感じでした!

7. 社殿

さてさて、こちらが湯島天満宮の「社殿」になります!

そしてこちらが「本殿」ですねー!(*´ω`)

立派な社殿と本殿ですねー♪

以前の社殿は明治18年に建てられたものだったそうですが、老朽化により平成7年(1995年)に再建されているんだそうです。

ですよねーwww

ずいぶん綺麗な社殿だなあーと思ったあwww

8. 摂社 戸隠神社

続いて、こちらは本殿裏側にある「戸隠神社」の摂社になります!

おおー!(´°д°`)

やはり「戸隠神社」ありましたねー!

ご祭神が同じですもんねー(^ω^)

こちらでは、2年前に戸隠神社を参拝させて頂いたお礼を申し上げました。

9. 末社 笹塚稲荷神社

戸隠神社の隣にあるのが、こちらの「笹塚稲荷神社」になります。

ご祭神は、お稲荷様と言えばこの方!

「宇迦之御魂神/ウカノミタマノカミ」ですね(^ω^)

ご由緒は分かりませんでしたが、古くからこの地にあったお稲荷様なのかな?

10. 奇縁氷人石

そしてこちらは、拝殿の左手にある「奇縁氷人石/きえんひょうじんせき」になります。

この石がね、ちょっと面白くてw

この石柱は「迷子しらせ石標」の名残りだそうで、迷子が出た時、その子供の名前・特徴を書いた紙をこの石に貼って知らせるためのものだったんだとか。

へえー、昔はそういう風にしてたんですねー( 'ω' )

初めて見ましたw

石の右側には「たつぬるかた」、左側には「をしふるかた」と刻まれているのですが、これはつまり、

「たつぬるかた = 尋ねる方、尋ね人」

「をしふるかた = 知っている方」

という意味ですね。

湯島天満宮は創建以来、ずっと変わらずこの場所にある神社なので、ここにこの石があるという事は、

当時、迷子が出るくらいたくさんの人出で賑わっていた

という事だと思います。

まあ、境内で宝くじが売られてたくらいだしなw

11. 庭園

それからですねー、境内にはこちらの「梅園」がありました。

湯島天満宮は江戸時代より「梅の名所」として有名で、境内に約300本の梅があるそうなんですが、2月~3月に行われる「湯島天神梅まつり」には約40万人が来場するんだとか。

そもそも、祭神である「菅原道真公」は、邸宅が紅梅殿・白梅殿と呼ばれるほど、梅をこよなく愛していたんだそうです。

また、道真公が無実の罪を着せられて太宰府に左遷されるとき、京都自宅の梅を想って歌を詠んだところ、その梅が一晩で道真の元へ飛んできたという「飛梅伝説」なる逸話もあります。

なるほど!( 'ω' )

それでどこの天満宮にも、梅が植えられるのか!

社紋のモチーフが梅なのも納得ですね(^ω^)

12. 御朱印・御朱印帳

最後に、こちらが湯島天満宮で頂いた「御朱印」になります!

初穂料は500円でした。

そして、こちらが「御朱印帳」になります。

以前、ハローキティの御朱印帳を原宿にある東郷神社で見かけましたが、こちらにも売ってるんですねw

湯島天満宮オリジナルの御朱印帳が1500円、ハローキティの御朱印帳が2000円でした。




以上、今回は東京都文京区湯島にある「湯島天満宮」をご紹介しました!

僕は戸隠神社が大好きなんで、東京にも同じご祭神の神社があってビックリしましたw

だって、まさか天満宮に祀られているとは思わなかったしさあ…(^ω^;)

参拝客は常時境内にいる感じですが、騒がしさはなく、静かでゆっくり参拝できる神社でしたねー(*´ω`)

特に、関東にお住まいで、戸隠神社に行かれた方、戸隠神社が遠くてなかなか行けない方にはオススメだと思います。

前回上野周辺のスポットをご紹介しましたが、そこから大して離れていない神社なので、湯島天満宮も併せて参拝するのもいいかもですね(^ω^)

良かったら是非一度足を運んでみてくださいね♪

ではまたー!

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湯島天満宮(湯島天神)
〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目30-1
TEL:03-3836-0753

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