こんにちは!
つらたんです。
ここのところ大分暖かくなってきて、
各地で桜が咲き始めましたねー♪(^ω^)
うちの近所でも桜が咲き始めて、ホッコリしながら楽しませてもらってます。
世間はコロナの流行でギスギスしてますけど、桜を見ると気持ちが安らぎますねー(*´ω`)
まだまだ予断を許さない状況ではありますが、手洗い・うがい・除菌をしっかりして、乗り越えていきたいですね!
さてさて!
今回は埼玉県川口市青木にある
「鎮守 氷川神社」
をご紹介したいと思います!
最近はコロナの影響で神社仏閣巡りを控えていたんですけど、先日ちょっと所用があって鳩ケ谷のほうまで行く機会があったので、近くだったこちらの神社を参拝してきました。
実のところ、何も考えず、
「たまたま近かったから」
と言う理由で参拝した神社だったのですが、こちらの神社は結構有名らしく、僕も以前ネットで見たことのある神社でした。
人も結構来ていましたし、特に限定御朱印・限定御朱印帳が人気の神社みたいですね(^ω^)
個人的な感想としては、見どころが多すぎて「観光神社」という雰囲気が色濃い印象かなあw
用事があったのであまり時間がなくて駆け足参拝になってしまったのですが、時間の許す限り見て回りましたので、宜しければお付き合いいただけると嬉しいです♪
目次
1. ご由緒
先ずこちらの神社のご由緒ですが、創建は、
室町時代初期の応永年間
とのこと!
応永年間は1394年から1428年なので、およそ600年くらい前に創建した神社ってことですねー( 'ω' )
総社となる「大宮氷川神社」の創建が2400年前なので、かなり若手の氷川神社です。
関連記事:さすがパワスポ!写真に龍が!大宮【武蔵国一宮 氷川神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り
神社の名称が「鎮守 氷川神社」なので、
なんの鎮守?(´・ω・`)
って思ったら、元々この地域(青木村)の鎮守として建てられた神社なんだそうです。
鎮守だけじゃさすがに言葉足りなすぎんだろ…
っていうw
すぐ近くに「上青木氷川神社」があるらしいので、「青木鎮守 氷川神社」とか「下青木氷川神社」とかなら分かりやすいのにねw
2. ご祭神
こちらの神社の御祭神ですが、氷川神社ではおなじみですね!(^ω^)
以下2柱の神様になります!
素盞嗚尊/スサノオノミコト | アマテラスの弟で、草薙剣でヤマタノオロチを倒した神話が有名。 ただ、かなりのヤンチャでアマテラスを怒らせ、天岩戸事件を引き起こした張本人でもあるw |
櫛稲田姫命/クシナダヒメノミコト | ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを、スサノオに助けられたヒロインの素質がすごい神様w その後、スサノオの奥さんになるという超テンプレ展開を迎えるw |
スサノオについては「戦いの神様」なので、受験や仕事など勝負事にご利益がありそうですよね(^ω^)
また、ヤマタノオロチを退治したことから「厄除け・除災招福」のご利益もあるんだとか。
そして、もう一柱の女性の神様「クシナダヒメ」。
こちらの神様は「縁結び・安産」にご利益があるとのこと。
神話でのヒロイン力も去ることながら、ご利益まで女子力高えwww
3. アクセス
鎮守氷川神社へのアクセスですが、これが何気に駅から距離があるんですよね(^ω^;)
- 東京メトロ南北線 南鳩ヶ谷駅から徒歩20分
- JR京浜東北線 西川口駅から徒歩25分
ってな感じですw
ちょうど2つの駅の真ん中辺りなので、電車を使う場合は少々歩く必要があります。
ええ、僕ももちろん歩きましたとも!(`・ω・´; )
しかも、参拝したこの日は5月並みの陽気だったらしくてですねw
なんと最高気温23.7度!!
歩いていると汗が流れてくるくらい暑かったっす…(›´ω`‹ )
4. 鳥居
さてさて、20分歩いてやっと到着しました!
こちらが鎮守氷川神社の「鳥居」になります!
写真にはたまたま人が写っていませんが、結構参拝客が来ていました。
この鳥居は大正12年の関東大震災により一度倒壊しているそうで、その後昭和2年(1927年)に再建されたものとのこと。
約90年前の鳥居とは思えないほどキレイな鳥居でしたよ(^ω^)
それでは早速手水を済ませて社殿へ向かいます。
5. 社殿
こちらが鎮守氷川神社の「社殿」になります。
こちらの社殿も鳥居同様、関東大震災で一度倒壊し、昭和2年に再建。
その後、昭和61年(1986年)に新しい社殿が造営され、現在に至るとのこと。
この日はちょっと満開には早かったんですが、桜が三分咲きくらいになっててとっても綺麗でした!(゚∀゚*)
てか、桜ってホント神社仏閣に映えますよね~♪
同じ伝統的な建造物でも、海外の建物だとここまで映えない気がします(^ω^)
そして、こちらが「本殿」ですねー( 'ω' )
本殿の周辺は緑に囲まれていて、とっても清々しい空気に満ちていました。
さて、神様へのご挨拶を済ませた後は、境内を見て回ります。
6. 境内社
さて、こちらの神社なのですが、社殿をぐるりと取り囲むように境内社が配されていて、今回は右から順に回りました。
なので、その順に沿ってご紹介していきたいと思います。
ここにあるほとんどの境内社は、明治40年(1907年)に氷川神社に合祀されたものだそうです。
・稲荷神社
先ずは社殿右側にある「稲荷神社」です。
ご祭神:倉稲魂命/ウカノミタマノミコト
【説明板の説明文】 『いなり』語源が「稲成」「稲生」であることから、五穀豊穣・商売繁盛・工場安全・家内安全の守り神として広く親しまれています。 |
説明板には「稲荷神社」としか書かれていなかったのですが、お社の左側に置かれた勅額には「花之木稲荷大明神」と書かれていました。
東京都葛飾区に「花之木稲荷神社」があるんですが、そこから勧請したお稲荷様なのかな?( 'ω' )
・御神木 大欅
稲荷神社の先にあるのが、こちらの御神木「大欅」になります!
樹齢は400年以上だそうで、位置はちょうど本殿の裏あたりですね。
で、みんな木に手を回して、ぎゅーっと抱きついていました。
しかも列が出来て、抱きつき待ちが数人w
神社の公式サイトによると…
枝は社殿に覆いかぶさるように繁り、当神社の御神木とされております。
その生き生きとした神聖な姿から、木に抱きつくと『大いなる力をいただける』と伝えられています。
気が枯れた状態(悩み・ストレス・疲れ)、
これを『気枯れ=穢れ(けがれ)』といい、
力をいただくことにより
『元の気=元気』になるのです。皆様、御神木の力を頂いて『元気』な日々をお過し下さい。
引用:鎮守氷川神社 公式サイト「御神木について」より
https://chinjyu-hikawa.or.jp/yuisyo/
と書かれています。
まあ、神社が、
「抱きついて良い」
って言ってるんだから良いんでしょうけど、僕はそういうのはちょっと…(^ω^;)
そういうの見ると嫌悪感覚える人です、僕w
恩恵に預かろうとする人の欲が見えるのが嫌なのと、触られる木が可哀そうだなーって思っちゃうんですよね。
下の画像を見て貰えば分かる通り、抱きつかれる下部分の木肌が傷んでしまっています。
ああー、抱きつかれるの嫌だろうなあ、御神木さん…(´・ω・`)
しかもこの木、抱きつかれるのを避けるように、のけぞっているように見えるんだよなあ…(^ω^;)
・古峯神社
続いては、稲荷神社の鳥居脇にある「古峯神社」です。
※写真が撮れていなかったので、Googleよりお借りしました。
ご祭神:日本武尊/ヤマトタケルノミコト
【説明板の説明文】 草薙剣をもって東夷平定した日本の英雄で武道の神、また火防信仰・天狗信仰があり、除災招福の神として崇敬されています。 |
古峯神社は栃木県にある神社の摂社ですね~(^ω^)
天狗信仰の神社で、昨年末に参拝してきたばかりです。
関連記事:天狗の御朱印が頂ける歴史ある霊山!栃木県【古峯神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り
古峯神社の御祭神「ヤマトタケル」は、スサノオ同様に戦いの神と言われてますし、スサノオの草薙剣を引き継いだ逸話があることからこちらで祀られているんですかね~( ´ω` )
・三峰神社
続いては、こちらの「三峰神社」になります。
ご祭神:伊邪那伎、伊邪那美命/イザナギノミコト、イザナミノミコト
【説明板の説明文】 我が国土を造り給いて諸々の神々を生み出した親神様で、夫婦円満や火防盗賊除・除災招福の守り神として全国の人々に崇敬されております。 |
こちらは埼玉県秩父市にある「三峯神社」の摂社ですね!
僕はまだこちらに行ったことないんですけど、いつか行きたい神社のひとつなんだよなあ~(^ω^)
こちらのご祭神:イザナギ・イザナミは、日本という国を造ったり、多くの神々を産んだ夫婦の神様で、スサノオの親神にあたる神様でもあります。
・天神社
続いて三峰神社の先にあるのが、こちらの「天神社」になります。
ご祭神:菅原道真公
【説明板の説明文】 菅原道真公は高い学識、教養と徳望をもった平安時代の方で、今日も多くの人々に学問・書道・和歌・受験合格の守り神として崇敬されています。 |
全国の天満宮で祀られている、学問の神様「菅原道真」が祀られています。
このお社だけ絵馬掛けが置かれていたので、恐らく合格祈願用に設置されているんだと思います(^ω^)
・不動尊堂
続いてはこちらの「不動尊堂」です。
ご祭神(?):不動明王
【説明板の説明文】 修験道のご本尊で山のように動じない強い意志を持つことから大願成就・無病息災・災難除けの信仰があります。 |
いやはや僕、このお社を見てめちゃくちゃビックリしました!w
まさか神社でお不動様に会えるとは!!( ºωº ; )
ホントにお不動様なのかなあ?
と思って内部を覗くと…
あ、やっぱりお不動様だ!!o(゚∀゚*)o
みたいなw
神道は偶像崇拝ではないから通常鏡しか祭壇に置かれないんですけど、こちらは不動像もしっかり祀られていたので間違いないですねw
で、何気に面白かったのがその祀り方w
祭壇には榊に御幣、そして鏡。
お社の名前は「堂」なのに、祀り方が神道式で、祀っているのは仏様っていうw
面白いですよねwww
昔の神仏習合だった時代って、こういう祀り方をしてたんですかねー?(^ω^)
お堂の前で、果たして真言を唱えて良いものか分かんなくなっちゃいましたもんw
・磯前神社
不動尊堂の先にあるのが、こちらの「磯前神社/いそざきじんじゃ」の摂社です。
ご祭神:大己貴命/オオナムチノミコト
【説明板の説明文】 七福神の『だいこくさま』、または『おおくにぬしのみこと』として知られ、国つくりに御功績があり、医薬の道をさずけ、病気平癒・安産・福の神として崇敬されています。 |
こちらは茨城県にある「大洗磯前神社」「酒列磯前神社」の摂社ですね(^ω^)
この神社も僕は以前参拝したことがあって、しかも地元に近いところにあるので馴染みの深い神社です!
関連記事:神磯の鳥居が絶景!茨城県【大洗磯前神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り
関連記事:宝くじで高額当選者続出!茨城県ひたちなか市【酒列磯前神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り
ご祭神である「オオナムチ/別名:大国主命」はスサノオの子にあたるとも言われ、総社「大宮氷川神社」にも祀られている神様でもあります。
・弁天社
続いてはこちらの「弁天社」です。
ご祭神:市杵島姫命/イチキシマヒメノミコト
【説明板の説明文】 七福神の『べんてんさま』。もとは水の神で中世より弁舌徳弁・延寿の神として崇敬され、『人を助けて、人に助けられよ』という教えが知られています。 |
イチキシマヒメとは、弁才天と同一視されている神様ですね(^ω^)
イチキシマヒメは、アマテラスとスサノオが誓約(うけい/占い)を行った時に生まれたとされる女神なので、一応スサノオの子?ってことになるのかな?σ( 'ω' )
・浅間神社/富士塚
続いてこちらは、鳥居を入ってすぐ左手にある「浅間神社/富士塚」です。
ご祭神:木花佐久夜昆売命/コノハナサクヤヒメノミコト
富士塚とは、江戸時代に富士山信仰が大流行した際、富士山に行きたくても行けない人たちのために富士山を模して造られた塚ですね。
富士塚に登れば、富士山を実際に登ったことになるとかなんとかw
塚の大きさは神社によってさまざまですが、こちらの富士塚は1分掛からず登頂できますし、舗装された道に手摺りも付いて至れり尽くせりw
そしてこちらが塚の山頂です!(^ω^)
山頂からの眺めはこんな感じ。
山頂には、富士山をご神体として祀る神社「富士浅間神社」の摂社と「撫で犬」と書かれた像がありました。
どうやら家族に関するご利益があるようで、撫で犬にはこのように書かれていました。
|
なので、妊娠中や妊活中の方は足を運んでみるといいかもですね(^ω^)
7. 授与品
さて、最後に鎮守氷川神社で頂ける「授与品」をいくつかご紹介していきます!
・御朱印
先ずはこちら!
鎮守氷川神社の「御朱印」です。
神社名の文字が見本と全く同じだったんで、スタンプかな?と思ったんですが、裏を見たらちゃんと墨で書かれていました!
すごい!!w
こちらの御朱印は3ヶ月毎にスサノオ印(左下)の色が変わるそうで、今回頂いたのは「冬」の御朱印になります。
初穂料は500円でした。
因みに、この四季の御朱印を全てコンプリートすると「満了特別御朱印」なるものが頂けるんだそうですw
なんだそれwww
完全に神社公式スタンプラリーじゃんwww
また、5月5日などの毎月ゾロ目の日には、スサノオの奥さん「クシナダヒメ」の印が押された御朱印が頂けるんだそうです。
商魂たくましい神社だなーwww
・御朱印帳
続いてこちらが「オリジナル御朱印帳」になります。
右が「石見神楽」というスサノオのシルエットが入った御朱印帳、左が横尾忠則さんという方がデザインされた「スサノオ」という限定の御朱印帳です。
限定の御朱印帳は毎月15日に、朝8時から100部限定で頒布されるとのこと。(2020年3月時点)
通常のものが2000円、限定が3000円なので少々お高めですね(^ω^;)
御朱印や御朱印帳については公式サイトでアナウンスされていたりするので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
・厄割玉/厄割石
そしてこちらが社務所で購入できる「厄割玉」という謎アイテムw
これを境内にある「厄割石」という石に投げつけて、厄を落とすというものだそうです。
初穂料は200円で、赤と黒の二色から選べます。
黒 | 自身に打ち勝つ 恐怖や不安を打ち破る 一歩踏み出したい現状打破 自信をつけてプレッシャーをはねのける。 |
赤 | ストレス、怒りを断ち切る 勝負事に勝つ モチベーションを上げる 大好きなあの人に思いを伝える |
僕ももちろんやりましたよー(^ω^)
今年は何と言っても「前厄」ですのでねw
なんか黒のほうが売れていたので、あえて赤を購入。
おもっくそ叩き割ってやりましたwww
・厄除面
続いてこちらが社務所で売られている「厄除面」というスサノオのお面です。
初穂料は5000円。
てか、スサノオってこんな顔してるんですねー( 'ω' )
仏教と違って神道は像とかないから、初めて三次元で見たかもw
お面の裏には護符があり、自宅の玄関や高いところに祀って邪気や厄を祓うそうですが…
それよりも気になったことがひとつ…
ヒゲ…どうなってんだ?これw
・絵馬
はい、そしてこちらが「絵馬」ですね(^ω^)
厄除け、合格、安産、だるまの4種類がありました。
あ、そうそう!( ・∀・)
それからですね、こちらの神社のおみくじで「凶」を引くと、
「災転じて福となすお守り」
なるものが頂けるんだとか!w
なので、もし凶を引いてしまった場合には社務所に申告してくださいねw
以上!
今回は埼玉県川口市青木にある「鎮守 氷川神社」をご紹介しました。
こちらの神社、境内はすごく清潔感があって、キレイな神社でしたねー(^ω^)
隅々まですごく手が行き届いてる感じで、終始気持ちよく参拝することが出来ました。
これで桜が満開だったら、もう最高だったでしょうねー(*´ω`)♪
ただ、建物などを含め、神社にあるもののほとんどが全体的に新しめなので、古き良き歴史を感じたいという方には向かないかも。
あと、神社自ら「富士塚がパワースポット」と書いてたり、御朱印の限定ものが多かったりと、商売としての側面が強く見える神社でもあるので、そういう部分はちょっと軽く見えちゃうかも知れないですw
出典:鎮守氷川神社 公式HPより
そういうのが苦手な方にはあまりオススメしないかな(^ω^;)
まあ、感じ方には個人差がありますし、実際に行ってみないとどういう神社かは分からないと思うので、気になった方は一度足を運んでみてくださいね!
僕個人としては、神社でまさかのお不動様に会えたし、茨城に所縁のある境内社があったり、昨年末に行ったばかりの古峯神社があったりと、ホントたまたま見つけた神社なのに、思わぬご縁を感じられて良かったです(^ω^)
因みに、かなり急ぎ足での参拝だったので、もしかすると見逃している見どころがあるかも知れません。
そこは何卒ご容赦くださいwww
ではまたー!
鎮守 氷川神社
〒332-0031 埼玉県川口市青木5丁目18-48
TEL:048-252-5483