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封印された星の神様を祀る!茨城県日立市【大甕神社】行ってみた!ぶらり寺社巡り

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こんにちは!
つらたんです!

今回は、茨城県日立市にある
「大甕神社/おおみかじんじゃ」をご紹介します!( ´ω` )ノ

これまで日立市の神社は「御岩神社」「泉神社」をご紹介しましたが、今回ご紹介する大甕神社も自然溢れるおすすめの神社です。

人のたくさん来るような観光神社ではなく、遥か昔から鎮座している荘厳な雰囲気の神社(僕の大好物w)で、ちょっと珍しい逸話なんかもあり本当におすすめ!

以前にご紹介した神泉のある「泉神社」もすぐ近くにあるので、一緒に参拝するのもいいかも!
関連記事:ぶらり寺社巡り!茨城県日立市【泉神社】に行ってみた!

パワースポットとしても結構有名みたいですよ♪

てなわけで、大甕神社について書いていきたいと思います(^ω^)




1. 大甕神社のご由緒

まず最初に、大甕神社のご由緒について書きたいと思います。

こちらの神社をご紹介する上で、ご由緒が欠かせないんですw

この神社の場合は特に、御祭神にまつわる話を知っているのと知らないのとでは、参拝時の楽しさ具合がガッツリ変わってきます!(^ω^)

1) 大甕神社とは?

大甕(おおみか)神社は、茨城県日立市に鎮座する神社。

大甕倭文(おおみかしず)神宮とも称されます。

創祀は不明だそうですが、日本神話の中で、神武天皇即位より前の「神の治めた時代」まで遡るそうです。

すっげえなオイ!( ºωº ; )

神社自体は、元禄8年(1695年)に徳川光圀の造営によって整えられたそうです。

実はこちらの神社、2柱の神様をお祀りしているんですが、全国的にも珍しく面白い逸話がある神社なんです。

2) ご祭神 その1:武葉槌命(たけはづちのみこと)

ご祭神お一人目は「武葉槌命 (たけはづちのみこと)」という織物の神様です。

「倭文神(しずりのかみ)」とも呼ばれ、神社名の由来ともなっています。

倭文と言うのは「織物」のことを指します。

鹿島神宮のご祭神である「武甕槌命 (たけみかづちのみこと)」と共に常陸国 (ひたちのくに) を平定し、日本民族を一つに纏め上げた日本建国の神様とのこと。
性別は女性だそうです。

3) ご祭神 その2:天津甕星(あまつみかぼし)

で、お二人目のご祭神が、地主神「天津甕星(あまつみかぼし)」という星の神様です。

別名を「天香香背男 (あめのかがせお)」「星神香香背男(ほしのかがせお)」とも呼ばれる男性の神様です。
この神様は「古事記」には登場せず、「日本書紀」にのみ登場するそう。

社伝によると、彼は常陸国(ひたちのくに)の大甕山に住んで、東北地方を支配していたそうです。

4) 大甕神社にまつわる逸話

でね、何が面白いかと言うと、この香香背男という神様。

すっげえ暴れん坊だったので、武葉槌命によってここ大甕の地に封印されちゃったんですよねw

香香背男はかなり猛々しい神様で、日本書紀で唯一「悪神」とも呼ばれている神様なんですけど、キレた武葉槌命が、香香背男の荒魂を岩山に封じ込めちゃったんだってw

てか、女神様www

織物の神様なのに、強すぎるんだけどwww

 

その香香背男を封じ込めた岩山を「宿魂石(しゅくこんせき)」と言い、香々背男が石に化したものと伝えられているそうなのですが、なんとこの宿魂石は大甕神社に実在しています!(しかも登れますw)

そして、その宿魂石の上に建葉槌命を祀る奥宮を鎮座させ、香香背男を抑えている場所こそ「大甕神社」なんですよねw

なんか面白くないですか?w

 

実際に宿魂石が神社の境内に実在してて、まさに封じられている場所そのものってすごい!(`・ω・´)

なかなかないよね、こういう神社w

なぜ封じられたのかというのは諸説あるそうですが、

まあ、言う事きかなかったんでしょうねw

悪ガキみたいな感じでw

2. 大甕神社へのアクセス

大甕神社へのアクセスですが、JR大甕駅から徒歩20分くらい。

遠方の方はJR常磐線で行くことになるかと思いますが、駅から少し遠いので、泉神社同様、車で行くのが一番楽かなと思います。
駐車場もあります。

車の場合は、国道6号線沿いに鳥居と看板が出ているので、すぐ分かると思います。
※画像手前の道路が、国道6号線です。

鉄道の場合は、鈍行か特急ひたちで大甕駅まで向かい、あとは徒歩・バス・タクシーのいずれかで行く形になります。

3. 大鳥居

こちらが、大甕神社の入口にある大鳥居です。

白いコントラストが綺麗ですねーo(゚∀゚*)o

今回が初めての参拝なので、地元人としてはお恥ずかしい限りですが…(^ω^;)

ちなみに、鳥居の左側に二人が寄り添う形の石像がありました。

特に何も書かれていなかったんですけど、これって「万年太夫(まんねんだゆう)」かな?

万年太夫ってなんぞ?

日立市には「諏訪神社の万年大夫」っていう伝説があるんですよ。

どんな伝説かと言うと、

万年太夫と諏訪の水穴(みずあな)

日立市には、長野県諏訪湖に通じると言われている「諏訪の水穴」という鍾乳洞の洞窟があります。

その事から、「諏訪」と名付けられた建長2年(1250)創建の「諏訪神社」という神社が近くにあるんですが、その神社の創設者が「万年太夫 藤原高利」なんです。

万年太夫は自ら自分たち夫婦の像を掘って社に納め、その後万年太夫夫婦は「諏訪湖に繋がっている」という伝説を確かめるべく、諏訪の水穴に入りました。

洞窟内の水流に少しづつもみ殻を流し、洞窟入口で見張らせた村人に生存を知らせていたそうですが、7日後にもみ殻は流れてこなくなり、夫婦も帰ってこなかったという伝説です。

諏訪神社には、今もその夫婦像が安置されています。

その後、江戸時代に探検に出かけた人の遭難が相次ぎ、入洞禁止になったそうな。

僕自身、この水穴はなんかいい感じがしないので近寄ったことはないのですが、なんか直感で、

この石像は万年太夫かな?

って思いました。

↓こちらがその「諏訪の水穴」です。

↓こちらが万年太夫の木像。

↓こちらが日立市にある諏訪神社です。

ちょっと思い出したので書いてみましたが、実際のところ、大甕神社の石像は万円太夫なのかなあ?w

ちなみに、諏訪の水穴の謎は未だに解明されていません。怖すぎ!!

 

さて、話が逸れましたw

大甕神社の鳥居をくぐって、参道を歩いて行きます。

しばらく歩くと、手水舎があり、

その正面に大甕神社の拝殿があります。

4. 大甕神社 拝殿

こちらが、大甕神社の拝殿です!

佇まいが渋いっすねwww

え?これって本殿じゃないの?(´・ω・`)

と思われるかも知れませんが、本殿はまた別にあるんで、後程ご紹介します。

因みに、国道沿いの大鳥居以外にも裏鳥居(↓)があり、こちらから境内に入ると目の前が拝殿になります。

拝殿の右側には階段があるので、そこから拝殿の上にある本殿に行く事が出来ます。

足場はあまり良くないですが、そんなに段数がないので大変ではないです。

そしてそして!

その石段の途中にあるのが御由緒でも書いたあの石です!( 'ω' )

5. 宿魂石 (しゅくこんせき)

石碑に「宿魂石」と書かれています。

もう一度書きますが、この石そのものが「宿魂石」という訳ではないですよ?w

この辺りの岩山全体が香香背男が封印されている「宿魂石」となります。

そのまま石段を登っていくと…

は?( ºωº ; )

なんだこりゃ…

石段が突然途切れ、目の前にはむき出しの岩肌と鎖…

完全に崖じゃーん…(›´-`‹ )

みたいなw

僕もこの時が参拝するの初めてだったので、最初かなりビックリしましたw

えーとですね、つまり本殿を参拝するには、鎖を辿ってこの岩を登る必要があるんですw

なかなかハードwww

とは言え、全然高くないですし、そんなに時間もかかりません。(5分くらいかな)

神社でちょっとしたロッククライミングという、貴重な体験が出来ると思えば…ね?w

「宿魂石」と呼ばれる岩山をアドベンチャーっぽく登っていく訳ですが、登れない方の為に先ほどの拝殿があるので大丈夫です。

登られる方は、必ず運動靴で!

6. 大甕神社 本殿

ようやく、武葉槌命 (たけはづちのみこと)が祀られている、大甕神社の本殿が見えてきました!

そしてついに到着!

こちらが大甕神社の本殿です!

本殿は意外と小ぶりですね( ´ω` )

でも、そよぐ風と葉の擦れる音、岩山を登った達成感が味わえてかなり癒されます!

泉神社の湧泉にしても、大甕神社のロッククライミングにしても、御岩神社の登山にしても、茨城の神社は自然が直で味わえるのが好きですね♪

都内の神社は整備されてて楽に参拝できるけど、人工物が多くてなかなかこういう体験は出来ないです(^ω^)

これこそ、田舎の醍醐味!!w

 

ちなみに、本殿からは下に向かう階段があり、社務所のほう(拝殿とは逆方向)に降りることが出来ます。

その降りた先にあるのが、こちらの神社!

7. 甕星神社 (みかぼしじんじゃ)

このお社こそ、悪名高い「香香背男」が祀られている甕星神社 (みかぼしじんじゃ)です。

木札に御祭神として「甕星香々背男大神」と香香背男の名前が書かれていますが、さすがは星の神様!

お社の屋根に★」マークがついていますw

なんか西洋っぽいマークが、めっちゃ和風のお社に付いてるのってなんか不思議な感じですねw

8. 大甕神社境内社 天満神社

大甕神社の境内には「天満神社」の境内社があります。

つまり、菅原道真を御祭神とする「天満宮」なので、学問の神様ですかね?

たぶん…w

9. 大甕神社 境内樹叢(けいだいじゅそう)

大甕神社の見どころは神社だけでなく、

境内の樹叢(じゅそう)も一見の価値ありです!

樹叢(じゅそう)というのは、植生ではなく、自生した樹木が密生している林地のこと。

神社にある立派な木って、僕的にめちゃんこ癒されるんですよね~(´Д`*)

大甕神社の樹叢は、昭和46年4月22日に「日立市指定文化財天然記念物第一号」に指定されており、大きなもので幹周が3.5メートルもあるそうです。

てなわけで、大甕神社の樹叢写真をばw

ホントこの木々の癒し…

んwwwたまらんwww

10. 儀式殿 (社務所)

境内の中で何気に、

一番立派なんじゃねえか!?(´°д°`)

ってなるのが、この社務所を兼ねた儀式殿ですw

こちらで御朱印や、御守り、絵馬などが頂けます。

11. 大甕神社の御朱印

こちらが、大甕神社で頂いた御朱印です!

神社の御朱印と、香香背男の御朱印の2種類がありました。

ああ~、僕、こういうシンプルで達筆でごっつい御朱印が大好きなんですよねー

御岩神社の御朱印と同じくらい好きですw

初穂料は、各300円でした!

12. 大甕神社には、他にも御祭神が…?

境内をプラプラしていると、ふと目についたのが…

!! Σ(´°д°`)

お…お鼠様…!?

さらに、プラプラ歩いていると…

!? Σ( ºωº ; )

お狸様…!?

さらに、プラプラ歩いていると…

!??Σ(゚д゚ ; )

お…お犬様まで…

めっちゃこっち見てはるwww

か… かわE (*´Д`*)-3

とりあえず、なんか境内に色々いましたw

 

さて、大甕神社には、神社境内の外にも「久慈浜稲荷神社」「祖霊殿」という2つのお社があるので、今回はそちらも参拝してきました。

13. 久慈浜稲荷神社

大甕神社の大鳥居を出て、国道6号線の反対車線側に見えるのが「久慈浜稲荷神社」です。

イ…イケ狐…///

久慈浜と言うのはこの辺りの地名なんですけど、確かもうちょっと海に近い辺りの地区だった気がします。

こちらの神社の御由緒は分からなかったんですが、このお社はもともと久慈浜の古墳脇に鎮座していた事から通称「塚のお稲荷さん」と呼ばれていて、旧暦の初午(3月)に初午祭が斎行されるそうです。

14. 祖霊殿

「久慈浜稲荷神社」の鳥居左側に「祖霊殿参道」があります。

この参道をどんどんどんどん進んでいくと…

見えてくるのが「祖霊殿」というお社です。

こちらは、大甕神社の氏子さん達の先祖の霊を祀ったお社みたいですね。

平成元年に建立され、結構新しいお社だそうです。




と言う訳で、今回は茨城県日立市にある「大甕神社」をご紹介しました!

もっと早くご紹介したかったんですけど、なかなか書く時間が取れなくて、今になってしまいました(^ω^;)

星の神様と織物の神様…

なんだか七夕物語を彷彿させますが、話の内容は全然穏やかじゃないって言うね!w

ちなみに大甕神社、最近では「君の名は」の小説の方でチラっと登場したりなんかしてるらしくて、その関係で参拝に来られる方もいらっしゃるとか!

新海誠作品の影響力… 恐るべし!w

こちらの神社は、穏やかな風を感じながら、自然の中でプラプラ散歩するには最高の神社です!

めっちゃ癒されますので、もし機会があれば是非参拝してみてくださいね!

ではまたー!

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大甕神社 (大甕倭文神社)
〒319-1221 茨城県日立市大みか町6丁目16−1
TEL:0294-52-2047

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